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JP-2026514961-A - 改善された透過のための治療剤の製剤

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Abstract

本開示は、対象への治療剤の増強された送達のための組成物および方法であって、組成物は、治療剤と、少なくとも1つの胆汁酸またはその塩と、任意選択で1つ以上の共賦形剤と、を含む、組成物および方法を提供する。 【選択図】図1

Inventors

  • トーマス フォン エルラッハ
  • ジェイムズ エル.ライト
  • エドガルド リベラ-デルガド

Assignees

  • ビブテックス コーポレイション

Dates

Publication Date
20260513
Application Date
20240425
Priority Date
20230426

Claims (20)

  1. 組成物であって、 (i)約1kDa~約250kDaの分子量を有するポリペプチドを含む化合物と、 (ii)胆汁塩のCMCよりも高い有効濃度でのある量の少なくとも1つの胆汁酸またはその塩と、を含む、組成物。
  2. 前記少なくとも1つの胆汁酸またはその塩の前記量が、前記ポリペプチド単独の胃腸(GI)透過性と比べて、前記ポリペプチドのGI透過性を増加させるのに有効である、請求項1に記載の組成物。
  3. 前記ポリペプチドが、約1kDa、約2kDa、約3kDa、約4kDa、約5kDa、約10kDa、約15kDa、約20kDa、約25kDa、または約30kDa超の分子量を有する、請求項1または2に記載の組成物。
  4. 前記ポリペプチドが、約1kDa~約5kDa、約2kDa~約5kDa、約3kDa~約5kDa、約1kDa~約10kDa、約2kDa~約10kDa、約5kDa~約10kDa、約5kDa~約20kDa、約5kDa~約50kDa、約10kDa~約50kDa、約10kDa~約100kDa、約10kDa~約150kDa、約50kDa~約150kDa、約100kDa~約150kDa、約50kDa~約200kDa、約100kDa~約200kDa、約100kDa~約250kDa、約150kDa~約250kDa、または約200kDa~約250kDaの分子量を有する、請求項1~3のいずれか一項に記載の組成物。
  5. 前記ポリペプチドが、酵素、抗体またはその抗原結合断片、抗菌剤、ホルモン、成長因子、ケモカイン、細胞シグナル伝達因子、およびサイトカインから選択される、請求項1~4のいずれか一項に記載の組成物。
  6. 前記ポリペプチドが、抗体またはその抗原結合断片である、請求項1~5のいずれか一項に記載の組成物。
  7. 前記ポリペプチドが、ペプチド治療剤である、請求項1~5のいずれか一項に記載の組成物。
  8. 前記ポリペプチドが、組換えタンパク質である、請求項1~5のいずれか一項に記載の組成物。
  9. 組成物であって、 (i)核酸を含む化合物と、 (ii)胆汁塩の臨界ミセル濃度(CMC)よりも高い有効濃度でのある量の少なくとも1つの胆汁酸またはその塩と、を含む、組成物。
  10. 前記少なくとも1つの胆汁酸またはその塩の前記量が、前記核酸単独のGI透過性と比べて、前記核酸のGI透過性を増加させるのに有効である、請求項9に記載の組成物。
  11. 前記核酸が、リボヌクレオシド、デオキシリボヌクレオシド、またはそれらの組み合わせを含む、請求項9または10に記載の組成物。
  12. 前記核酸が、免疫刺激性オリゴヌクレオチド、mRNA、プラスミドDNA、およびRNA干渉オリゴヌクレオチドから選択される、請求項9~11のいずれか一項に記載の組成物。
  13. 前記RNA干渉オリゴヌクレオチドが、siRNA、shRNA、miRNA、およびアンチセンスオリゴヌクレオチドから選択される、請求項12に記載の組成物。
  14. 前記アンチセンスオリゴヌクレオチドが、ギャップマーである、請求項13に記載の組成物。
  15. 前記核酸が、1つ以上の修飾ヌクレオシドを含む、請求項9~14のいずれか一項に記載の組成物。
  16. 前記修飾が、修飾糖部分、修飾ヌクレオシド間結合、修飾核酸塩基、およびそれらの組み合わせから選択される、請求項15に記載の組成物。
  17. 前記核酸を含むウイルスベクターを含む、請求項9~13のいずれか一項に記載の組成物。
  18. 組成物であって、 (i)生物薬剤学分類システム(BCS)によるクラスIIIまたはクラスIV化合物と、 (ii)胆汁酸またはその塩の臨界ミセル濃度(CMC)よりも高い有効濃度での、ある量の少なくとも1つの胆汁酸またはその塩と、 を含む、組成物。
  19. 前記少なくとも1つの胆汁酸またはその塩の前記量が、前記化合物単独のGI透過性と比べて、前記クラスIIIまたはクラスIV化合物のGI透過性を増加させるのに有効である、請求項18に記載の組成物。
  20. 前記BCSによるクラスIII化合物を含む、請求項18または19に記載の組成物。

Description

関連出願の相互参照 本出願は、2023年4月26日に出願された米国仮出願第63/498,410号の利益を主張し、その内容全体が、参照により本明細書に組み込まれる。 注射(例えば、静脈内、筋肉内、または皮下注射)を必要としない薬物投与の経路は、薬物投与の利便性、費用対効果、および非注射剤形(例えば、経口剤形)の大規模製造の容易さのために好ましいことが多い。更に、少なくとも経口製剤の場合、患者のコンプライアンスは概して高い(例えば、Khan,K.,et al.(2008)J.Behav.Med.31(3),213-224を参照されたい)。しかしながら、生理学的障壁(例えば、腸障壁)を横断することを必要とする経路を介して投与される治療剤の効果は、そのバイオアベイラビリティによって制限されることができる(例えば、Martinez,M.N.,et al.J.Clin.Pharmacol.2002,42,620-643;Waring,M.J.,et al.Nat.Rev.Drug Discov.2015,14,475-486;Ward,K.W.In Reducing Drug Attrition;Topics in Medicinal Chemistry;Springer:Berlin,Germany,2012を参照されたい)。例えば、経口バイオアベイラビリティは、溶解性および腸透過性などの治療剤の物理化学的特性に少なくとも部分的に依存する。実際、小腸における不良な薬物吸収は、経口薬物製剤の開発において大きな課題を提示する(例えばGoldberg,et al(2003)Nat.Rev.Drug Discov.2:289;Ensigna,et al(2012)Adv Drug Deliv Rev 64:557を参照されたい)。したがって、治療剤の胃腸(GI)透過およびバイオアベイラビリティを改善する製剤の必要性が存在する。 いくつかの態様では、本開示は、組成物であって、i)約1kDa~約250kDaの分子量を有するポリペプチドを含む化合物と、(ii)胆汁塩の臨界ミセル濃度(CMC)よりも高い有効濃度でのある量の少なくとも1つの胆汁酸またはその塩と、を含む、組成物を提供する。 いくつかの態様では、本開示は、組成物であって、(i)核酸を含む化合物と、(ii)胆汁塩のCMCよりも高い有効濃度でのある量の少なくとも1つの胆汁酸またはその塩と、を含む、組成物を提供する。 いくつかの態様では、本開示は、組成物であって、(i)生物薬剤学分類システム(BCS)によるクラスIIIまたはクラスIV化合物と、(ii)ある量の少なくとも1つの胆汁酸またはその塩であって、胆汁酸またはその塩のCMCよりも高い有効濃度での、ある量の少なくとも1つの胆汁酸またはその塩と、を含む、組成物を提供する。 前述のまたは関連する態様のうちのいずれかのいくつかの実施形態では、組成物は、胆汁酸の薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、胆汁酸またはその塩は、3つ、4つ、または5つの環構造を含む。いくつかの実施形態では、胆汁酸またはその塩は、ステロイド核を含む。いくつかの実施形態では、ステロイド核は、1つ、2つ、または3つのヒドロキシ基を含む。いくつかの実施形態では、ステロイド核の3位は、ヒドロキシ基を含む。いくつかの実施形態では、ステロイド核の7位、12位、または両方は、ヒドロキシ基を含む。いくつかの実施形態では、ステロイド核の17位は、カルボン酸塩側鎖を含む。いくつかの実施形態では、ステロイド核の17位は、エステルまたはアミノ側鎖を含む。いくつかの実施形態では、アミノ側鎖は、タウリンおよびグリシンから選択される。いくつかの実施形態では、胆汁酸またはその塩は、タウロコール酸ナトリウム(STC)、グリココール酸ナトリウム(GCA)、コール酸ナトリウム(CHA)、3-[(3-コラミドプロピル)ジメチルアンモニオ]-1-プロパンスルホン酸(CHAPS)、タウロデオキシコール酸ナトリウム(TDCA)、グリコデオキシコール酸ナトリウム(GDCA)、デオキシコール酸ナトリウム(DCA)、タウロケノデオキシコール酸ナトリウム(TCDCA)、グリコケノデオキシコール酸ナトリウム(GCDCA)、およびケノデオキシコール酸ナトリウム(CDCA)から選択される。いくつかの実施形態では、胆汁酸またはその塩は、約30mg/mL、約20mg/mL、約15mg/mL、または約5mg/mL未満のCMCを有する。いくつかの実施形態では、CMCは、電位差測定法、分光測定法、および光散乱法から選択される方法によって測定される。 いくつかの態様では、本開示は、組成物であって、i)約1kDa~約250kDaの分子量を有するポリペプチドを含む化合物と、(ii)胆汁塩のCMCよりも高い有効濃度でのある量の少なくとも1つの胆汁酸またはその塩であって、少なくとも1つの胆汁酸またはその塩が、グリココール酸、タウロコール酸、およびそれらの薬学的に許容される塩から選択される、ある量の少なくとも1つの胆汁酸またはその塩と、を含む、組成物を提供する。 いくつかの態様では、本開示は、組成物であって、(i)核酸を含む化合物と、(ii)胆汁塩の臨界ミセル濃度(CMC)よりも高い有効濃度でのある量の少なくとも1つの胆汁酸またはその塩であって、少なくとも1つの胆汁酸またはその塩が、グリココール酸、タウロコール酸、およびそれらの薬学的に許容される塩から選択される、ある量の少なくとも1つの胆汁酸またはその塩と、を含む、組成物を提供する。 いくつかの態様では、本開示は、(i)生物薬剤学分類システム(BCS)によるクラスIIIまたはクラスIV化合物と、(ii)胆汁塩のCMCよりも高い有効濃度でのある量の少なくとも1つの胆汁酸またはその塩であって、少なくとも1つの胆汁酸またはその塩が、グリココール酸、タウロコール酸、およびそれらの薬学的に許容される塩から選択される、ある量の少なくとも1つの胆汁酸またはその塩と、を含む、組成物を提供する。 前述のまたは関連する態様のうちのいずれかのいくつかの実施形態では、組成物は、グリココール酸またはその薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、組成物は、タウロコール酸またはその薬学的に許容される塩を含む。 前述のまたは関連する態様のうちのいずれかのいくつかの実施形態では、少なくとも1つの胆汁酸またはその塩の量は、ポリペプチド単独のGI透過性と比べて、ポリペプチドのGI透過性を増加させるのに有効である。いくつかの実施形態では、少なくとも1つの胆汁酸またはその塩の量は、ポリペプチド単独の腸透過と比較して、ポリペプチドの腸透過を増加させるのに有効である。いくつかの実施形態では、ポリペプチドは、約1kDa、約2kDa、約3kDa、約4kDa、約5kDa、約10kDa、約15kDa、約20kDa、約25kDa、または約30kDa超の分子量を有する。いくつかの実施形態では、ポリペプチドは、約1kDa~約5kDa、約2kDa~約5kDa、約3kDa~約5kDa、約1kDa~約10kDa、約2kDa~約10kDa、約5kDa~約10kDa、約5kDa~約20kDa、約5kDa~約50kDa、約10kDa~約50kDa、約10kDa~約100kDa、約10kDa~約150kDa、約50kDa~約150kDa、約100kDa~約150kDa、約50kDa~約200kDa、約100kDa~約200kDa、約100kDa~約250kDa、約150kDa~約250kDa、または約200kDa~約250kDaの分子量を有する。いくつかの実施形態では、ポリペプチドは、酵素、抗体またはその抗原結合断片、抗菌剤、ホルモン、成長因子、ケモカイン、細胞シグナル伝達因子、およびサイトカインから選択される。いくつかの実施形態では、ポリペプチドは、酵素である。いくつかの実施形態では、ポリペプチドは、ホルモンである。いくつかの実施形態では、ポリペプチドは、抗体またはその抗原結合断片である。いくつかの実施形態では、ポリペプチドは、成長因子である。いくつかの実施形態では、ポリペプチドは、ケモカインである。いくつかの実施形態では、ポリペプチドは、サイトカインである。いくつかの実施形態では、ポリペプチドは、細胞シグナル伝達因子である。いくつかの実施形態では、ポリペプチドは、組換えタンパク質である。いくつかの実施形態では、ポリペプチドは、治療用ペプチドである。 前述のまたは関連する態様のうちのいずれかのいくつかの実施形態では、少なくとも1つの胆汁酸またはその塩の量は、核酸単独のGI透過性と比べて、核酸のGI透過性を増加させるのに有効である。いくつかの実施形態では、少なくとも1つの胆汁酸またはその塩の量は、核酸単独の腸透過と比べて、核酸の腸透過を増加させるのに有効である。いくつかの実施形態では、核酸は、リボヌクレオシド、デオキシリボヌクレオシド、またはそれらの組み合わせを含む。いくつかの実施形態では、核酸は、免疫刺激性オリゴヌクレオチド、mRNA、プラスミドDNA、およびRNA干渉オリゴヌクレオチドから選択される。いくつかの実施形態では、核酸は、免疫刺激性オリゴヌクレオチドである。いくつかの実施形態では、核酸は、mRNAである。いくつかの実施形態では、核酸は、プラスミドDNAである。いくつかの実施形態では、核酸は、RNA干渉オリゴヌクレオチドである。いくつかの実施形態では、RNA干渉オリゴヌクレオチドは、siRNA、shRNA、miRNA、およびアンチセンスオリゴヌクレオチドから選択される。いくつかの実施形態では、アンチセンスオリゴヌクレオチドは、ギャップマーである。いくつかの実施形態では、核酸は、1つ以上の修飾ヌクレオシドを含む。いくつかの実施形態では、修飾は、修飾糖部分、修飾ヌクレオシド間結合、修飾核酸塩基、およびそれらの組み合わせから選択される。いくつかの実施形態では、組成物は、核酸を含むウイルスベクターを含む。 前述のまたは関連する態様のうちのいずれかのいくつかの実施形態では、少なくとも1つの胆汁酸またはその塩の量は、化合物単独のGI透過性と比べて、クラスIIIまたはクラスIV化合物のGI透過性を増加させるのに有効である。いくつかの実施形態では、少なくとも1つの胆汁酸またはその塩の量は、化合物単独の腸透過と比べて、クラスIIIまたはクラスIV化合物の腸透過を増加させるのに有効である。いくつかの実施形態では、組成物は、BCSによるクラスIII化合物を含む。いくつかの実施形態では、組成物は、BCSによるクラスIV化合物を含む。いくつかの実施形態では、化合物は、約1kDa、約2kDa、約3kDa、約4kDa、約5kDa、約10kDa、約15kDa、約20kDa、約25kDa、または約30kDa超の分子量を有する。いくつかの実施形態では、化合物は、約0.1~約1kDaの分子量を有する。いくつかの実施形態では、化合物は、ポリペプチド、核酸、オリゴ糖、小分子、脂質、およびそれらの組み合わせから選択される。 前述のまたは関連する態様のうちのいずれかのいくつかの実施形態では、少なくとも1つの胆汁酸またはその塩の有効濃度は、CMCよりも約2倍~約200倍大きい。いくつかの実施形態では、少なくとも1つの胆汁酸またはその塩の有効濃度は、CMCよりも少なくとも約3倍、約4倍、約5倍、約6倍、約7倍、約8倍、約9倍、または約10倍大きい。いくつかの実施形態では、有効濃度は、CMCよりも約15倍、約20倍、約25倍、約30倍、約35倍、約40倍、約45倍、約50倍、約60倍、約70倍、約80倍、約90倍、約100倍、約110倍、約120倍、約130倍、約140倍、約150倍、約160倍、約170倍、約180倍、約190倍、または約2