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JP-2026514968-A - 電気的に制御可能な光学特性を有する積層ペイン

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Abstract

本発明は、電気的に制御可能な光学特性を有する積層ペイン(100)に関し、これは、以下のもの: 外側ペイン(1)、熱可塑性中間層(3)、内側ペイン(2)、及び外側ペイン(1)と内側ペイン(2)との間に配置され、電気的に制御可能な光学特性を有する、機能要素(4)、 を有し、ここで、機能要素(4)が、以下のもの: - 第1表面(A)、第2表面(B)、及び周縁側表面(S)を有する、活性層(5)、 - 活性層(5)の第1領域(5.1)内で、第1表面(A)にわたって延在している、第1平面電極(6.1)、 - 活性層(5)の第2領域(5.2)内で、第1表面(A)にわたって延在している、第2平面電極(6.2)、 - 少なくとも活性層(5)の第1領域(5.1)及び第2領域(5.2)内で、第2表面(B)にわたって延在している、第3平面電極(6.3)、及び、 - 第1平面電極(6.1)を第3平面電極(6.3)に電気伝導的に接続する、電気ブリッジ(7)、 を有し、 ここで、第1平面電極(6.1)が、活性層(5)に対して第1突出領域(U’)を有し、第2平面電極(6.2)が、活性層(5)に対して第2突出領域(U’’)を有し、第1バスバー(8.1)が、少なくとも第1突出領域(U’)上に配置されており、第2バスバー(8.2)が、少なくとも第2突出領域(U’’)上に配置されており、第1平面電極(6.1)と第2平面電極(6.2)とは、互いに電気的に遮断されている。 【選択図】図2

Inventors

  • ベンヤミン ナーゲル
  • マルセル クライン
  • リヒャルト ステルツァー
  • ティム シュミッツ

Assignees

  • サン-ゴバン セキュリット フランス

Dates

Publication Date
20260513
Application Date
20240418
Priority Date
20230426

Claims (15)

  1. 電気的に制御可能な光学特性を有する積層ペイン(100)であって、以下のもの: 外側ペイン(1)、熱可塑性中間層(3)、内側ペイン(2)、及び外側ペイン(1)と内側ペイン(2)との間に配置され、電気的に制御可能な光学特性を有する、機能要素(4)、 を有し、ここで、前記機能要素(4)が、以下のもの: - 第1表面(A)、第2表面(B)、及び周縁側表面(S)を有する、活性層(5)、 - 前記活性層(5)の第1領域(5.1)内で、前記第1表面(A)にわたって延在している、第1平面電極(6.1)、 - 前記活性層(5)の第2領域(5.2)内で、前記第1表面(A)にわたって延在している、第2平面電極(6.2)、 - 少なくとも前記活性層(5)の前記第1領域(5.1)及び前記第2領域(5.2)内で、前記第2表面(B)にわたって延在している、第3平面電極(6.3)、及び、 - 前記第1平面電極(6.1)を前記第3平面電極(6.3)に電気伝導的に接続する、電気ブリッジ(7)、 を有し、 ここで、前記第1平面電極(6.1)が、前記活性層(5)に対して第1突出領域(U’)を有し、前記第2平面電極(6.2)が、前記活性層(5)に対して第2突出領域(U’’)を有し、第1バスバー(8.1)が、少なくとも前記第1突出領域(U’)上に配置されており、第2バスバー(8.2)が、少なくとも前記第2突出領域(U’’)上に配置されており、前記第1平面電極(6.1)と前記第2平面電極(6.2)とは、互いに電気的に遮断されている、積層ペイン(100)。
  2. 前記活性層(5)が、前記第1領域内に第1セグメント(5.1)を有し、前記第2領域内に第2セグメント(5.2)を有する、請求項1に記載の積層ペイン(100)。
  3. 前記第1突出領域(U’)及び前記第2突出領域(U’’)が、前記周縁側表面(S)全体に沿って前記活性層(5)を超えて一緒に突出している、請求項1又は2に記載の積層ペイン(100)。
  4. 前記熱可塑性中間層(3)が、少なくとも第1熱可塑性積層フィルム(3.1)及び第2熱可塑性積層フィルム(3.2)を含み、前記機能要素(4)が、前記第1熱可塑性積層フィルム及び前記第2熱可塑性積層フィルム(3.1、3.2)の間に配置されている、請求項1~3のいずれか一項に記載の積層ペイン(100)。
  5. 前記熱可塑性中間層(3)が、前記機能要素(4)の周囲に周縁的に配置されている、第3枠形状熱可塑性積層フィルム(3.3)を有する、請求項4に記載の積層ペイン(100)。
  6. 前記活性層(5)が、少なくとも1つのバリア層(9)によって、前記周縁側表面(S)の少なくとも一部分(S’、S’’)上で、好ましくは前記周縁側表面(S)の全部分上で封止されている、請求項1~5のいずれか一項に記載の積層ペイン(100)。
  7. 前記機能要素(4)が、PDLC機能要素である、請求項1~6のいずれか一項に記載の積層ペイン(100)。
  8. 前記第2領域(5.2)が、その表面積に関して前記第1領域(5.1)よりも、少なくとも5倍大きく、特に好ましくは少なくとも10倍大きく、請求項1~7のいずれか一項に記載の積層ペイン(100)。
  9. 前記第1平面電極(6.1)及び/又は前記第2平面電極(6.2)が、前記活性層(5)に対して、少なくとも1mm、好ましくは少なくとも5mm突出している、請求項1~8のいずれか一項に記載の積層ペイン(100)。
  10. 前記第1バスバー(8.1)が、電気伝導性材料、好ましくは銀含有材料によって、前記第1平面電極(6.1)に電気伝導的に接続されている、請求項1~9のいずれか一項に記載の積層ペイン(100)。
  11. 請求項1~10のいずれか一項に記載の積層ペイン(100)を有するグレージングユニットであって、前記第1バスバー及び前記第2バスバー(8.1、8.2)が、電圧源(10)に接続され、前記第2領域(5.2)の異なる光学状態を、電気電圧の変化によって活性化させうる、グレージングユニット。
  12. 請求項1~10のいずれか一項に記載の積層ペイン(100)の作製方法であって、 (a) 前記第1バスバー(8.1)を、前記機能要素(4)の前記第1平面電極(6.1)に接続し、前記第2バスバー(8.2)を、前記機能要素(4)の前記第2平面電極(6.2)に接続し、 (b) 前記機能要素(4)を、前記外側ペイン(1)、前記内側ペイン(2)、及び前記熱可塑性中間層(3)と一緒に配置して層スタックを形成し、次いで、前記層スタックを、積層して積層ペイン(100)を形成する、 積層ペイン(100)の作製方法。
  13. 前記活性層(5)を前記第1セグメント(5.1)及び前記第2セグメント(5.2)に分割することを、レーザー照射によるセグメント化によって実行する、請求項12に記載の方法。
  14. 請求項1~10のいずれか一項に記載の積層ペイン(100)の、乗り物のウィンドシールド又はルーフペインとしての使用。
  15. 電気的に制御可能な前記機能要素(4)を、乗り物のウィンドシールド又はルーフペイン内でのサンバイザーとして用いる、請求項14に記載の使用。

Description

本発明は、機能要素を有する積層ペイン、その作製方法、そのような積層ペインの使用、及び積層ペインを有するグレージングユニットに関する。 自動車分野及び建築分野では、電気的に制御可能な機能要素を有する積層ペインが、多くの場合、日射保護又はプライバシー保護のために用いられる。例えば、サンバイザーが電気的に制御可能な光学特性を有する機能要素の形態で組み込まれている、ウィンドシールドが知られている。特に、可視光範囲内における電磁放射の透過率又は散乱挙動が、電気的に制御可能である。機能要素は、一般的には、フィルム状であり、積層ペイン内に積層され又は積層ペイン上に接着される。ウィンドシールドの場合では、運転者は、例えば、日射放射に対するペイン自体の透過挙動を制御しうる。このようにして、従来の機械式サンバイザーが不要となりうる。このようにして、乗り物の重量を削減しうるし、空間がルーフ領域内で得られる。さらに、サンバイザーの電気制御は、機械式サンバイザーの手動折りたたみよりも運転者にとって比較的便利である。 このような電気的に制御可能なサンバイザーを有するウィンドシールドは、例えば独国特許出願公開第102013001334号明細書、独国特許発明第102005049081号明細書、独国特許出願公開第102005007427号明細書、及び独国特許出願公開第102007027296号明細書から既知である。 典型的な電気的に制御可能な機能要素は、エレクトロクロミック層構造又は単粒子装置(SPD)フィルムを含む。電気的に制御可能な日射保護を実現するための、さらなるありうる機能要素は、いわゆるPDLC(ポリマー分散型液晶)機能要素である。それらの活性層は、ポリマーマトリックス内に埋め込まれている、液晶を含む。電圧が適用されない場合、液晶は、無秩序な様式で配向され、これは、結果として、活性層を通過する光を強く散乱させる。電圧が平面電極に適用されると、液晶は、共通方向に配向し、活性層を通る光の透過率が、増加する。PDLC機能要素は、総透過率を低下させるというよりも、散乱を増加させることによって作用し、これによって、グレア防止を確保する。PDLC機能要素は、例えば米国特許出願公開第20150301367号明細書から既知である。 積層機能要素における問題は、機能要素内へのガス侵入及び可塑剤又は他の有害化合物の拡散に起因する。これらの物質は、多くの場合、機能要素の保護が不十分な側表面を通って浸透し、これは、多くの場合、望ましくない経年劣化現象、例えば明るく見えること及び陰影の変化などを引き起こす。これらの問題は、特にPDLC機能要素によって起こる。 特開2008-225399号は、可撓性基材上の、例えばプラスチックフィルム上の液晶表示要素を開示しており、側表面は、ガスバリア層を有し、これは、基材の側表面を介するガス浸入を防止する。国際公開第2019077014号及び国際公開第2018188844号は、機能要素を有する積層ペインを開示しており、機能要素は、側表面上の複数のバリア層によって、熱可塑性中間層からの可塑剤による浸透から保護されている。 図1は、本発明による積層ペイン内に設置されうる、バスバーを有する機能要素の実施形態を、機能要素の第2表面の平面図で示す。図2は、図1の機能要素を、機能要素の周縁側表面の第1部分の側面図で示す。図3は、図1の機能要素を、機能要素の周縁側表面のさらなる部分のさらなる側面図で示す。図4は、本発明による積層ペインの実施形態を平面図で示す。図5は、図4の本発明による積層ペインの断面図である。図6は、本発明による積層ペインのさらなる実施形態を平面図で示す。図7は、図6の本発明による積層ペインの断面図である。図8は、図6及び7の積層ペイン内で用いられる機能要素の側面図である。 図1、2、及び3は、それぞれ、本発明による積層ペイン100の一部となりうる、電気的に制御可能な光学特性を有する機能要素4の詳細を示す。図1は、機能要素4の平面図を示す;図2及び図3は、それぞれ、機能要素4の周縁側表面の側面図を示す。機能要素4は、第1表面A、第2表面B、及び周縁側表面Sを有する、活性層5を有する。図2は、活性層5の周縁側表面Sの第2部分S’’の平面図を示す、側面図である。図3は、図2の側面図に対して90°ずれている側面図を示す。図3における機能要素4への視線方向は、図1の破線矢印で示される。制御可能な機能要素4は、例えば、PDLC多層フィルムである。 活性層5は、第1セグメント5.1及び第2セグメント5.2に分割される。第1平面電極6.1は、活性層5の第1表面Aに、第1セグメント5.1の領域内において適用される。第2平面電極6.2は、活性層5の第1表面Aに、第2セグメント5.2の領域内において適用される。第3平面電極6.3は、活性層5の第2表面Bに適用される。第3平面電極6.3は、活性層5の第2表面B全体にわたって延在している。第1平面電極6.1及び第2平面電極6.2は一緒に、活性層5の第1表面A全体にわたって延在している。電気ブリッジ7は、第1平面電極6.1を第3平面電極6.3に電気伝導的に接続する。 図1において、線状遮断領域は、第1平面電極6.1を第2平面電極6.2から分離し、活性層5の第1セグメント5.1を、活性層5の第2セグメント5.2から分離し、破線で示されている。図2において、第1平面電極6.1と第2平面電極6.2との間、かつ第1セグメント5.1と第2セグメント5.2との間の、線状遮断領域は、目に見える隙間によって表されている。線状遮断領域は、遮断線とも呼ばれ、第1平面電極6.1及び第2平面電極6.2の場合に電気的遮断のために機能し、これによって、2つの電極が、互いに電気的に遮断されて配置されている。セグメント化された活性層5の場合、遮断線は、機能要素4の光学特性を向上させる役割を果たす。平面電極6.1、6.2とセグメント5.1、5.2との間の遮断線は、例えば、レーザーアブレーションによって、機能要素4内に導入されている。遮断線は、例えば50μmの幅を有する。 活性層5は、第1表面Aと第2表面Bとの間に延在している、周縁側表面Sも有する。活性層5、5.1の周縁側表面Sの第1部分S’内において、第1平面電極6.1は、活性層5、5.1を超えて突出しており(図2参照)、これによって、第1平面電極6.1は、活性層5に対して突出領域U’を有する。活性層5、5.2の周縁側表面Sの第2部分S’’内において、第2平面電極6.2は、活性層5、5.2を超えて突出しており(図3参照)、これによって、第2平面電極6.2は、活性層5に対して突出領域U’’を有する。第1平面電極6.1の活性層5に対する突出u及び第2平面電極6.2の活性層5に対する突出uは、例えば、それぞれ3mmである。突出uは、平面電極の外側突出端部から活性層5の端部までの距離(平面電極が突出する側表面Sの部分に直交して測定される距離)によって、ここでかつ以下において、測定される。 第1バスバー8.1は、第1平面電極6.1の突出領域U’に適用され、第2バスバー8.2は、第2平面電極6.2の突出領域U’’に適用される。バスバー8.1、8.2は、それぞれ平面電極6.1、6.2の活性層5に面している表面に適用される。第1平面電極6.1の突出領域U’は、第2平面電極6.2の突出領域U’’に対して90°ずれている。このように、バスバー8.1、8.2は、互いに対向して配置されるのではなく、同様に互いに対して90°ずれている。バスバー8.1、8.2は、例えば、層厚10μmの銀含有印刷ペーストとして設計される。第1平面電極6.1及び第3平面電極6.3は、電気伝導性ブリッジ7を介して互いに電気伝導的に接続される。電気伝導性ブリッジ7は、活性層5の第1セグメント5.1内の孔状切り欠き内に配置され、第1平面電極6.1及び第3平面電極6.3と直接空間的に接触しており、これによって、第1平面電極6.1に適用される電圧は、電気伝導性ブリッジ7を介して第3平面電極6.3にも適用される。電気伝導性ブリッジ7は、代替的には、活性層5の側表面Sに沿って配置されてよく、第1平面電極6.1及び第3平面電極6.3に端部領域内(図示せず)で接触してよい。 第1バスバー8.1及び第2バスバー8.2は、接続線を介して電圧源10に接続される。電圧源10は、次いで、制御ユニットに接続され、これを介して、機能要素4に提供される電圧を、設定しうる。 平面電極6.1、6.2、6.3は、それぞれキャリアフィルム(キャリアフィルムは図示せず)に適用され、特定の適用される平面電極6.1、6.2、6.3と、実質的に同じ表面積を有する。キャリアフィルムには、活性層5に面しておりかつ約100nmの厚さを有するITOコーティングを提供され、これらが、平面電極6.1、6.2、6.3を形成する。このように、平面電極6.1、6.2、6.3は、キャリアフィルムと活性層5との間に配置される。キャリアフィルムは、図面で示されていない。キャリアフィルムは、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)からなり、例えば0.125mmの厚さを有する。平面電極6.1、6.2、6.3は、対応するキャリアフィルムと活性層5との間に配置される。 活性層5は、ポリマーマトリックスを含み、その中に液晶が分散され、これらは、平面電極6.1、6.2、6.3に適用される電圧に応じて配向し、これによって、光学特性を制御しうる。活性層5の第2セグメント5.2は、第1平面電極6.1及び第2平面電極6.2に適用される電圧に応じてその光学状態を変化させる。光学変化は、第2平面電極6.2と第3平面電極6.3との間の電圧差によって引き起こされ、これら、第2セグメント5.2内の液晶を再配向させる。 図4及び図5は、本発明による積層ペイン100の実施形態を示し、ここで、機能要素4が、図1~図3で実質的に記載されているように、積層ペイン100内に配置されている。積層ペイン100は、乗り物用の電気的に制御可能なサンバイザーを有するウィンドシールドとして設計されており、機能要素4は、ウィンドシールド内の配置に応じて切断かつ湾曲されている(又は曲げられうる)。図4は、積層ペイン100の内側面、すなわち乗り物の内部に向くように提供されている積層ペイン100の表面の、平面図を示す。図5は、図4で断面線X-X’が示されている、図4の積層ペイン100の断面図を示す。 積層ペイン100は、外側ペイン1及び内側ペイン2を有し、これらは、熱可塑性中間層3を介して互いに接続されている。外側ペイン1は、2.1mmの厚さを有し、例えば、無色のソーダ石灰ガラスからなる。内側ペイン2は、1.6mmの厚さを有し、例えば、無色のソーダ石灰ガラスからなる。積層ペインは、設置位置においてルーフに面している上方端部D、及び設置位置においてエンジンコンパートメントに面している下方端部Mを有する。 外側ペイン1は、熱可塑性中間層3に面している内部側表面II、及び熱可塑性中間層3とは反対側に面している外側表面Iを有する。外側ペイン1の外側表面Iは、積層ペイン100の外側表面でもある。内側ペイン2は、熱可塑性中間層3に面している外側表面IIIを有する。さらに、内側ペイン2は、内部側表面IVを有し、これは、熱可塑性中間層3とは反対側に面しており、積層ペイン100の内部側表面でもある。 熱可塑性中間層3は、第1熱可塑性積層フィルム3.1、第2熱可塑性積層フィルム3.2、及び第3熱可塑性積層フィルム3.3を有し、これらは、外側ペイン1と内側ペイン2との間に平面状の様式で互いに重なり合って積み重ねて配置されており、ここで、第3熱可塑性積層フィルム3.3は、第1熱可塑性積層フィルム3.1と第2熱可塑性積層フィルム3.2との間に配置されている。積層フィルム3.1、3.