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JP-2026515024-A - アセトンのバイオテクノロジーによる生成

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Abstract

アセトンのバイオテクノロジーによる生成 本発明は、微生物発酵によりガス組成物からアセトンを製造する方法であり、 少なくとも1種の遺伝子改変ホモ酢酸生成細菌を、少なくともCO、CO 2 、H 2 およびCH 4 を含むガス組成物と直接接触させ、 前記ガス組成物が少なくとも1種の水蒸気メタン改質装置からのオフガスであり、前記水蒸気メタン改質装置からの前記オフガスを、前記遺伝子改変ホモ酢酸生成細菌と直接接触させ、 前記ホモ酢酸生成細菌が、前記ガス組成物からアセトンを生成するように遺伝子改変されている、方法に関する。 【選択図】なし

Inventors

  • ヤン ベネディクト メッテルニヒ
  • ヨルク ヨアヒム ニッツ
  • シモン ベック
  • ステファン コールストルク
  • ウィルフリート ブリュムケ
  • ペーター クライス

Assignees

  • エボニック オペレーションズ ゲーエムベーハー

Dates

Publication Date
20260513
Application Date
20240502
Priority Date
20230511

Claims (15)

  1. 微生物発酵によりガス組成物からアセトンを製造する方法であり、 少なくとも1種の遺伝子改変ホモ酢酸生成細菌を、少なくともCO、CO 2 、H 2 およびCH 4 を含むガス組成物と直接接触させ、 前記ガス組成物が少なくとも1種の水蒸気メタン改質装置からのオフガスであり、前記水蒸気メタン改質装置からの前記オフガスを、前記遺伝子改変ホモ酢酸生成細菌と直接接触させ、 前記ホモ酢酸生成細菌が、前記ガス組成物からアセトンを生成するように遺伝子改変されている、方法。
  2. 前記ホモ酢酸生成細菌が、下記の酵素: ‐チオラーゼ(ThlA)(E.C.2.3.1.9)、 ‐CoAトランスフェラーゼ(CtfAB)(EC 2.8.3.8)および/または ‐アセトアセテートデカルボキシラーゼ(Adc)(EC 4.1.1.4) のうちの少なくとも1つの発現を、その野生型と比較して増大させるように遺伝子改変され、および/または 少なくとも ‐第二級アルコールデヒドロゲナーゼ(sAdh)(EC 1.1.1.1) の発現を、その野生型と比較して減少させるように遺伝子改変されている、請求項1記載の方法。
  3. 前記水蒸気メタン改質装置からの前記オフガスを、追加の前処理工程および/または洗浄工程を経ることなく、前記遺伝子改変ホモ酢酸生成細菌と直接接触させる、請求項1または請求項2記載の方法。
  4. 遺伝子改変されるべき前記ホモ酢酸生成細菌が、Acetoanaerobium notera (ATCC 35199)、Acetonema longum (DSM 6540)、Acetobacterium carbinolicum (DSM 2925)、Acetobacterium malicum (DSM 4132)、Acetobacterium属no. 446、 Acetobacterium wieringae (DSM 1911)、Acetobacterium woodii (DSM 1030)、Alkalibaculum bacchi (DSM 22112)、Archaeoglobus fulgidus (DSM 4304)、Blautia producta (DSM 2950)、Butyribacterium methylotrophicum (DSM 3468)、Clostridium aceticum (DSM 1496)、Clostridium autoethanogenum (DSM 10061,)、Clostridium carboxidivorans (DSM 15243)、Clostridium drakei (ATCC BAA-623)、Clostridium formicoaceticum (DSM 92)、Clostridium glycolicum (DSM 1288)、Clostridium ljungdahlii (DSM 13528)、Clostridium mayombei (DSM 6539)、Clostridium methoxybenzovorans (DSM 12182 [SR3])、Clostridium ragsdalei (DSM 15248)、Clostridium scatologenes (DSM 757)、Clostridium属ATCC 29797、Desulfotomaculum kuznetsovii (DSM 6115)、Desulfotomaculum thermobezoicum亜種、thermosyntrophicum (DSM 14055)、Eubacterium limosum (DSM 20543)、Methanosarcina acetivorans C2A (DSM 2834)、Moorella属HUC22-1、Moorella thermoacetica (DSM 521)、Moorella thermoautotrophica (DSM 1974)、Oxobacter pfennigii (DSM 3222)、Sporomusa aerivorans (DSM 13326)、Sporomusa ovata (DSM 2662)、Sporomusa silvacetica (DSM 10669)、Sporomusa sphaeroides (DSM 2875)、Sporomusa termitida (DSM 4440)、およびThermoanaerobacter kivui (DSM 2030)からなる群から選択される、請求項1~請求項3のいずれか一項記載の方法。
  5. 前記ホモ酢酸生成細菌が、Clostridium autoethanogenum (DSM 10061)、Clostridium ljungdahlii (DSM 13528)、Clostridium carboxidivorans (DSM 15243)、Acetobacterium woodii (DSM 1030)、Clostridium ragsdalei (DSM 15248)、Clostridium drakei (ATCC BAA-623)、Moorella thermoacetica (DSM 521)、Moorella thermoautotrophica (DSM 1974)、Sporomusa silvacetica (DSM 10669)、およびAlkalibaculum bacchi (DSM 22112)からなる群から選択される、請求項1~請求項4のいずれか一項記載の方法。
  6. 前記ガス組成物がさらにN 2 、O 2 、およびH 2 Sを含む、請求項1~請求項5のいずれか一項記載の方法。
  7. 前記CO 2 が35~65体積%の範囲であり、前記H 2 が20~40体積%の範囲であり、前記COが5~20体積%の範囲であり、および/または前記CH 4 が0.01~20体積%の範囲である、請求項1~請求項6のいずれか一項記載の方法。
  8. 前記O 2 濃度が0.000005~1体積%の範囲であり、および/または前記H 2 S濃度が0.00000001~0.0001体積%の範囲である、請求項6または請求項7記載の方法。
  9. 前記ホモ酢酸生成細菌が、遺伝子改変されたClostridium autoethanogenumまたはClostridium ljungdahliiである、請求項1~請求項8のいずれか一項記載の方法。
  10. (a)前記水蒸気メタン改質装置から前記オフガスの流れを受け取る工程を有する、請求項1~請求項9のいずれか一項記載の方法。
  11. 微生物発酵によりガス状組成物からアセトンを製造する装置であり、 (i)少なくともCO、CO 2 、H 2 およびCH 4 を含む水蒸気メタン改質装置からのオフガス流を連続的に供給するための前記ガス状組成物供給源、 (ii)前記水蒸気メタン改質装置からの前記オフガスを受け取るためのバイオリアクター入口、 (iii)遺伝子改変ホモ酢酸生成細菌の培養物を含むバイオリアクター、 (iv)前記ホモ酢酸生成細菌と接触した後の前記オフガスを排出するためのバイオリアクター出口 を備え、 前記供給源は、前記水蒸気メタン改質装置から直接得られた前記ガス状組成物を供給し、 前記ホモ酢酸生成細菌は、前記ガス状組成物からアセトンを生成するように遺伝子改変されている、装置。
  12. アセトンを生成するための、水蒸気メタン改質装置からのオフガスの使用であり、 前記オフガスは、少なくともCO、CO 2 、H 2 およびCH 4 を含み、かつ、少なくとも1種の遺伝子改変ホモ酢酸生成細菌と直接接触させられ、 前記ホモ酢酸生成細菌は、ガス組成物からアセトンを生成するように遺伝子改変されている、使用。
  13. 前記遺伝子改変ホモ酢酸生成細菌が、Acetoanaerobium notera (ATCC 35199)、Acetonema longum (DSM 6540)、Acetobacterium carbinolicum (DSM 2925)、Acetobacterium malicum (DSM 4132)、Acetobacterium属no. 446、Acetobacterium wieringae (DSM 1911)、Acetobacterium woodii (DSM 1030)、Alkalibaculum bacchi (DSM 22112)、Archaeoglobus fulgidus (DSM 4304)、Blautia producta (DSM 2950)、Butyribacterium methylotrophicum (DSM 3468)、Clostridium aceticum (DSM 1496)、Clostridium autoethanogenum (DSM 10061)、Clostridium carboxidivorans (DSM 15243)、Clostridium drakei (ATCC BAA-623)、Clostridium formicoaceticum (DSM 92)、Clostridium glycolicum (DSM 1288)、Clostridium ljungdahlii (DSM 13528)、Clostridium mayombei (DSM 6539)、Clostridium methoxybenzovorans (DSM 12182 [SR3])、Clostridium ragsdalei (DSM 15248)、Clostridium scatologenes (DSM 757)、Clostridium属ATCC 29797、Desulfotomaculum kuznetsovii (DSM 6115)、Desulfotomaculum thermobezoicum亜種、thermosyntrophicum (DSM 14055)、Eubacterium limosum (DSM 20543)、Methanosarcina acetivorans C2A (DSM 2834)、Moorella属HUC22-1、Moorella thermoacetica (DSM 521)、Moorella thermoautotrophica (DSM 1974)、Oxobacter pfennigii (DSM 3222)、Sporomusa aerivorans (DSM 13326)、Sporomusa ovata (DSM 2662)、Sporomusa silvacetica (DSM 10669)、Sporomusa sphaeroides (DSM 2875)、Sporomusa termitida (DSM 4440)、およびThermoanaerobacter kivui (DSM 2030)からなる群から選択される、請求項12記載の使用。
  14. 前記オフガスまたは廃ガスがさらにN 2 、O 2 、およびH 2 Sを含む、請求項12または請求項13記載の使用。
  15. 前記水蒸気メタン改質装置からの前記オフガスが、追加の前処理工程および/または洗浄工程を経ることなく、前記遺伝子改変ホモ酢酸生成細菌と直接接触される、請求項12~請求項14のいずれか一項記載の使用。

Description

本発明は、オフガスまたは廃ガスからケトンを製造するバイオテクノロジー的方法に関する。具体的には、本方法では、発酵プロセスのためにガスを前処理することなく、オフガスまたは廃ガスを適切な細菌に直接接触させてガスを発酵させる。オフガスまたは廃ガスは水蒸気メタン改質装置から得られ、そこから得られるオフガスまたは廃ガスは微生物発酵およびアセトン製造に直接導入することができる。 触媒プロセスは、主にCO、CO2、水素(H2)を含むガスを様々な燃料や化学物質に変換するために用いられる。微生物もまた、これらのガスを有用な燃料や化学物質に変換するために用いられる。これらの生物学的プロセスは、一般的に化学反応よりも遅いものの、触媒プロセスに比べて、高特異性、高収率、エネルギーコストの低減、被毒に対する高耐性など、いくつかの利点がある。特に、エタノール、酢酸、および/またはその他のアルコールを生成するために、さまざまな炭素源で酢酸生成細菌を使用することはよく知られている。COを含む原料化学物質の生成における遺伝子改変生物の一般的応用は、少なくとも欧州特許第2678432号明細書に開示されている。 ガス発酵用の炭素源としての合成ガスの利用は、米国特許第8,263,372号明細書でも実証されている。欧州特許第3050968号明細書にも、合成ガスを用いた様々なアルコールの生成が開示されている。 さらに、少なくとも国際公開第2015/085015号パンフレット、欧州特許第2181195号明細書、国際公開第2010/121849号明細書、およびNature Biotechnology 2022, 40, 335-344には、遺伝子改変生物を用いて、様々なガスからアセトンおよびその他のケトンを製造する方法が開示されている。米国特許第8,376,736号明細書において、Lanzatechは、高炉オフガスをアセトン製造に用いる方法を開示している。しかしながら、高炉オフガスを発酵に使用するには、オフガスを事前冷却および前処理し、ガス流から粒子、長鎖炭化水素、およびタールを除去する必要があった。このため、オフガスからのアセトン製造にかかる時間が長くなるだけでなく、プロセスの設計と大規模生産がより複雑になり、コストも高くなった。 アセトンは工業用溶剤であり、少なくともメチルメタクリレート(MMA)、ポリメチルメタクリレート(PMMA)、そしてイソブチレンの原料として利用されており、これらは産業界で様々な用途に用いられている。また、アセトンはジェット燃料の製造原料としても用いられている(Anbarasan, Nature, 491 : 235-239, 2012)。 しかしながら、オフガスまたは廃ガスからアセトンを製造する現在利用可能な方法は効率が悪く、発酵のためにガスと細菌を接触させる前に、オフガスを処理するという少なくとも1つの追加工程が必要である。生産性が低く、最終生成物の濃度が低いため、生成物の精製にかかるエネルギーコストも高くなる。 欧州特許第2678432号明細書米国特許第8,263,372号明細書欧州特許第3050968号明細書国際公開第2015/085015号パンフレット欧州特許第2181195号明細書国際公開第2010/121849号明細書米国特許第8,376,736号明細書 Nature Biotechnology 2022, 40, 335-344Anbarasan, Nature, 491 : 235-239, 2012 上記は好ましい実施形態について記載したものであり、当業者には理解されるように、特許請求の範囲から逸脱することなく、設計、構成または動作において変更または修正を加えることができる。例えば、これらの変更は、特許請求の範囲に含まれるものとする。 実験例1 SMRからのオフガスを用いたClostridium ljungdahliiによるアセトンの高生産 水素、一酸化炭素および二酸化炭素をアセトンに変換する生体内変換のために、遺伝子改変ホモ酢酸生成細菌としてClostridium ljungdahlii(欧州特許第2421960号明細書に基づくGMO)を水蒸気メタン改質装置からのオフガスを用いて培養した。すべての培養工程について、ブチルゴム栓で気密に密閉可能な耐圧ガラス瓶内、または撹拌タンク式ステンレス製ベンチトップバイオリアクター内において嫌気条件下で行った。 前培養では、500mL培地(ATCC1754-培地: pH = 6.0; 20 g/L MES; 1 g/L酵母エキス, 0.8 g/L NaCl; 1 g/L NH4Cl; 0.1 g/L KCl; 0.1 g/L KH2PO4; 0.2 g/L MgSO4×7 H2O; 0.02 g/L CaCl2×2 H2O; 20 mg/L ニトリロ三酢酸; 10 mg/L MnSO4×H2O; 8 mg/L (NH4)2Fe(SO4)2×6 H2O; 2 mg/L CoCl2×6 H2O; 2 mg/L ZnSO4×7 H2O; 0.2 mg/L CuCl2×2 H2O; 0.2 mg/L Na2MoO4×2 H2O; 0.2 mg/L NiCl2×6 H2O; 0.2 mg/L Na2SeO4; 0.2 mg/L Na2WO4×2 H2O; 20 μg/L d-ビオチン; 20 μg/L 葉酸; 100 μg/L ピリドキシン-HCl; 50 μg/L チアミン-HCl×H2O; 50 μg/L リボフラビン; 50 μg/L ニコチン酸; 50 μg/L パントテン酸カルシウム; 1 μg/L ビタミンB12; 50 μg/L p-アミノ安息香酸; 50 μg/L リポ酸; およそ67.5 mg/L NaOH)に、400mg/LのL-システイン塩酸塩と400mg/LのNa2S×9 H2Oとを加え、C. ljungdahlii GMOの凍結ストック2.5μLを接種した。1L耐圧ガラス瓶を用いて、37℃、150rpm、換気速度1L/時間の条件で、水蒸気メタン改質装置からの混合ガス(CO2:49%、H2:30%、CO:10.2%、CH4:10.2%、N2:0.7%、H2S:100ppb、O2:10ppm)を開放型ウォーターバスシェーカーで66時間、chemolithoautotrophic培養した。ガスを、リアクター中央に設置された孔径10μmのスパージャーを通して培地に排出した。培養はpH制御なしで行った。 主培養では、OD600nmを0.1とするために必要な数の細胞を、前培養から500mL新鮮培地に移した。主培養では、LM33ミネラル培地(pH = 5.8, 0.5 g/L MgCl2, 0.21 g/L NaCl, 0.135 g/L CaCl2 × 2H2O, 2.65 g/L NaH2PO4 × 2H2O, 0.5 g/L KCl, 2.5 g/L NH4Cl, 15 mg/L ニトリロ三酢酸, 30 mg/L MgSO4× 7 H2O, 5 mg/L MnSO4 × H2O, 1 mg/L FeSO4 × 7 H2O, 8 mg/L Fe(SO4)2(NH4)2 × 6 H2O, 2 mg/L CoCl2 × 6 H2O, 2 mg/L ZnSO4 × 7 H2O, 200 μg/L CuCl2 × 2 H2O, 200 μg/L KAl(SO4)2× 12 H2O, 3 mg/L H3BO3, 300 μg/L Na2MoO4 × 2 H2O, 200 μg/L Na2SeO3, 200 μg/L NiCl2 × 6 H2O, 200 μg/L Na2WO4 × 6 H2O, 200 μg/L d-ビオチン, 200 μg/L葉酸, 100 μg/L ピリドキシン-HCl, 500 μg/L チアミン-HCl; 500 μg/L リボフラビン; 500 μg/Lニコチン酸; 500 μg/L パントテン酸カルシウム; 500 μg/L ビタミンB12; 500 μg/L p-アミノ安息香酸; 500 μg/Lリポ酸, 10 mg/L FeCl3, 水蒸気メタン改質装置のオフガス混合物で30分間曝気)に、500mg/LのL-システイン塩酸塩を加えて使用した。 1L耐圧ガラス瓶を用いて、37℃、150rpm、換気速度1L/時間で、水蒸気メタン改質装置からの混合ガス(CO2:49%、H2:30%、CO:10.2%、CH4:10.2%、N2:0.7%、H2S:100ppb、O2:10ppm)を開放型ウォーターバスシェーカーで164時間、chemolithoautotrophic培養した。ガスを、リアクター中央に設置された孔径10μmのスパージャーを通して培地に排出した。pHに関し、Titrino pH制御システム(Methrom社、スイス)で100g/LのNaOH溶液を自動添加することにより、5.0に維持した。培養中、OD600nm、pH、および生成物生成を判定するために、5mLの試料を数回採取した。生成物濃度の測定は、半定量1H-NMR法により行った。内部標準として、トリメチルシリルプロピオン酸ナトリウム(T(M)SP)を使用した。 LM33培地での主培養中、エタノール濃度を0g/Lから2g/L超に、酢酸濃度を0g/Lから0.5g/L超に、アセトン濃度を0g/Lから2g/L超に上昇させた。OD600nmは、培養100時間後に最大値>2に達した。 実験例2 SMRからのオフガスを用いたAcetobacterium woodiiによるアセトン生産 水素、一酸化炭素および二酸化炭素をアセトンに変換する生体内変換のために、遺伝子改変ホモ酢酸生成細菌としてAcetobacterium woodii(欧州特許第2421960号明細書に基づくGMO)を水蒸気メタン改質装置からのオフガスを用いて培養した。すべての培養工程について、ブチルゴム栓で気密に密閉可能な耐圧ガラス瓶内、または撹拌タンク式ステンレス製ベンチトップバイオリアクター内において嫌気条件下で行った。 前培養では、500mL培地(DSMZ135-培地: pH = 8.2; 1.0 g/L NH4Cl; 0.33 g/L KH2PO4; 0.45 g/L K2HPO4; 0.1 g/L MgSO4 × 7 H2O; 2.0 g/L酵母エキス; 500 mg/L L-システイン-HCL × H2O; 500 mg/L Na2S × 9 H2O; 10 g/L NaHCO3; 30 mg/L ニトリロ三酢酸; 60 mg/L MgSO4× 7 H2O; 10 mg/L MnSO4 × H2O; 20 mg/L NaCl; 2 mg/L FeSO4× 7 H2O; 3.6 mg/L CoSO4 × 7 H2O; 2 g/L CaCl2 × 2 H2O; 3.6 mg/L ZnSO4 × 7 H2O; 0.2 mg/L CuSO4 × 7 H2O; 0.4 mg/L KAl(SO4)2 × 12 H2O; 0.2 mg/L H3BO3; 0.2 mg/L Na2MoO4 × 2 H2O; 0.6 mg/L NiCl2 × 6 H2O; 6 μg/L Na2SeO3× 5 H2O; 40 μg/L d-ビオチン; 40 μg/L葉酸; 200 μg/L ピリドキシン-HCl; 100 μg/L チアミン-HCl × H2O; 100 μg/L リボフラビン; 100 μg/L ニコチン酸; 100 μg/L パントテン酸カルシウム; 2 μg/L ビタミンB12; 100 μg/L p-アミノ安息香酸; 100 μg/Lリポ酸)に、A. woodii GMOの凍結ストック2.5μLを接種した。1L耐圧ガラス瓶を用いて、37℃、150rpm、換気速度1L/時間の条件で、水蒸気メタン改質装置からの混合ガス(CO2:49%、