JP-2026515037-A - 持続可能な喫煙物品フィルタ
Abstract
喫煙物品に使用するための持続可能なフィルタ(100)であって、持続可能なフィルタリング材料の第1のセグメント(104)、持続可能なフィルタリング材料の第2のセグメント(108)であって、持続可能なフィルタリング材料の第1のセグメントよりも高密度である、持続可能なフィルタリング材料の第2のセグメント、持続可能なフィルタリング材料の第3のセグメント(114)を含む長手方向に延びるコアと、長手方向に延びるコアの周りに巻装されたフィルタラッパー(118)と、を備え、持続可能なフィルタリング材料の第1のセグメント及び第2のセグメントが、互いに長手方向に間隔を置いて配置され、それにより、フィルタラッパーがフィルタリング材料の第1のセグメントと第2のセグメントとの間に空洞(120)を画定し、かつ第1の持続可能なフィルタリング材料、第2の持続可能なフィルタリング材料、及び第3の持続可能なフィルタリング材料が、紙及び/又は他の生分解性材料を含む、持続可能なフィルタ。
Inventors
- アレクサンダー、ボビー
- ラーマン、アリーフ
- ファフロニ、アグス
- ギヤント
- クンカヒョノ、ジュハン
Assignees
- フィルトローナ プライベート リミテッド
Dates
- Publication Date
- 20260513
- Application Date
- 20240508
- Priority Date
- 20230509
Claims (20)
- 喫煙物品に使用するための持続可能なフィルタであって、 持続可能なフィルタリング材料の第1のセグメント、 持続可能なフィルタリング材料の第2のセグメントであって、持続可能なフィルタリング材料の前記第1のセグメントよりも高密度である、持続可能なフィルタリング材料の第2のセグメント、 持続可能なフィルタリング材料の第3のセグメントを含む長手方向に延びるコアと、 前記長手方向に延びるコアの周りに巻装されたフィルタラッパーと、を備え、 持続可能なフィルタリング材料の前記第1のセグメント及び前記第2のセグメントが、互いに長手方向に間隔を置いて配置され、それにより、前記フィルタラッパーがフィルタリング材料の前記第1のセグメントと前記第2のセグメントとの間に空洞を画定し、かつ 前記第1の持続可能なフィルタリング材料、前記第2の持続可能なフィルタリング材料、及び前記第3の持続可能なフィルタリング材料が、紙及び/又は他の生分解性材料を含む、持続可能なフィルタ。
- 前記第1のセグメントの前記持続可能なフィルタリング材料が、0.1200g/cm 3 ~0.1500g/cm 3 、例えば0.1300g/cm 3 ~0.1480g/cm 3 、例えば0.1400g/cm 3 ~0.1450g/cm 3 、例えば0.1422g/cm 3 の密度を有する、請求項1に記載の持続可能なフィルタ。
- 前記第2のセグメントの前記持続可能なフィルタリング材料が、0.1510g/cm 3 ~0.1800g/cm 3 、例えば0.1550g/cm 3 ~0.1700g/cm 3 、例えば0.1580g/cm 3 ~0.1650g/cm 3 、例えば0.1610g/cm 3 の密度を有する、請求項1又は2に記載の持続可能なフィルタ。
- 前記第1のセグメント及び/又は前記第2のセグメントが、ロッド形態に横方向に丸められ、(例えば、セグメントラッパーによって)適所に保持される紙及び/又は他の生分解性材料から形成される、請求項1~3のいずれか一項に記載の持続可能なフィルタ。
- 前記持続可能なフィルタの前記第1のセグメントの前記持続可能なフィルタリング材料が、50GSM~100GSM、例えば60GSM~85GSM、例えば75GSM~80GSM、例えば78GSMの坪量を有する、請求項1~4のいずれか一項に記載の持続可能なフィルタ。
- 前記持続可能なフィルタの前記第2のセグメントの前記持続可能なフィルタリング材料が、10GSM~50GSM、例えば15GSM~40GSM、例えば25GSM~35GSM、例えば27GSMの坪量を有する、請求項1~5のいずれか一項に記載の持続可能なフィルタ。
- 前記持続可能なフィルタリング材料が紙であり、前記紙が、30μm~90μm、例えば40μm~80μm、例えば62μm~68μm、例えば66μmの厚さを有する、請求項1~6のいずれか一項に記載の持続可能なフィルタ。
- 前記第3のセグメントが、前記第2のセグメントに当接している、請求項1~7のいずれか一項に記載の持続可能なフィルタ。
- 前記フィルタラッパーが、(例えば、存在する場合、前記空洞と位置合わせされた)通気性のものである、請求項1~8のいずれか一項に記載の持続可能なフィルタ。
- 通気が、前記空洞と位置合わせされた前記フィルタラッパー内の1つ又は複数の穿孔によって提供される、請求項6に記載の持続可能なフィルタ。
- 前記生分解性材料が、OECD 301B「Ready Biodegradability」法(修正Sturm試験)に従って測定された場合に易生分解性である、請求項1~10のいずれか一項に記載の持続可能なフィルタ。
- 持続可能なフィルタリング材料の前記第1のセグメントが、6mm~20mm、例えば8mm~15mm、例えば10mm~14mm、例えば12mmの長さを有する、請求項1~11のいずれか一項に記載の持続可能なフィルタ。
- 持続可能なフィルタリング材料の前記第2のセグメントが、4mm~15mm、例えば5mm~10mm、例えば6mm~8mm、例えば7mmの長さを有する、請求項1~12のいずれか一項に記載の持続可能なフィルタ。
- 持続可能なフィルタリング材料の前記第3のセグメントが、4mm~15mm、例えば5mm~10mm、例えば6mm~8mm、例えば7mmの長さを有する、請求項1~13のいずれか一項に記載の持続可能なフィルタ。
- 前記フィルタラッパーによって画定される前記空洞が、5mm~25mm、例えば10mm~20mm、例えば13mm~17mm、例えば15mmの長さを有する、請求項1~14のいずれか一項に記載の持続可能なフィルタ。
- 19mm~75mm、例えば30mm~50mm、例えば37mm~47mm、例えば41mmの長さを有する、請求項1~15のいずれか一項に記載の持続可能なフィルタ。
- 円筒形であり、15mm~25mm、例えば17mm~22mm、例えば20.80mmの円周を有する、請求項1~16のいずれか一項に記載の持続可能なフィルタ。
- 請求項1~14のいずれか一項に記載の持続可能なフィルタを備えるエアロゾル発生物品(例えば、タバコ加熱製品、HTP)。
- 請求項1~14のいずれか一項に記載のフィルタを備える、タバコ加熱製品及び/又はHTP及び/又はHNB製品。
- HTP及び/又はタバコ加熱式製品及び/又はHNB製品における、請求項1~14のいずれか一項に記載の持続可能なフィルタの使用。
Description
本発明は、加熱式タバコ製品又は非燃焼加熱製品などの喫煙物品で使用するための、持続可能なフィルタを提供する。 タバコ加熱製品又は非燃焼加熱(heat-not-burn、HNB)製品(加熱式タバコ製品又はHTP製品としても知られている)は周知である。タバコ加熱製品の概念は、タバコが燃焼することなく特定の温度(例えば260℃)に加熱されることである。これにより、ニコチンを含有するエアロゾルが送達され、燃焼させずに加熱することで、消費者に有害な燃焼生成物の生成が回避されると考えられる。 タバコ加熱製品又はHNB若しくはHTP製品は、紙巻きタバコのような外観を提供するように、紙のプラグラップ(paper plugwrap)で巻かれている改良タバコのプラグ及び他のマウスピース要素を備えている場合がある。このような製品の1つでは、再構成タバコプラグ、通気性のある紙管、従来の巻かれたアセテートセグメント、及びアセテート管が白紙で巻かれている。使用時には、タバコ端部を先にして製品を加熱デバイスの管に挿入する。次いで、タバコプラグは、デバイスに挿入されるとカラー加熱(collar heating)により加熱されるため、消費者は製品を「喫煙」できる。このデバイスでは、電流が熱に変換され、デバイス内部の管が加熱され、最終的にタバコのカラムが加熱される。カラー加熱では、熱はタバコプラグの外側から内側へと伝わる。これらの製品における「フィルタ」の機能は、紙巻きタバコフィルタの機能とは非常に異なっており、主な機能は、紙巻きタバコの外観及び感触を提供すること、並びにまたエアロゾルを消費者にとって許容可能な温度まで冷却することである。 冷却要素にPLAなどの材料を使用することは周知である。より最近では、国際公開第2021/074222号で論じられているとおり、冷却要素に酢酸セルロースを使用することが知られるようになった。 しかしながら、酢酸セルロース及びPLAは、易生分解性ではない。結果として、酢酸セルロースを含有するフィルタ要素及び冷却要素などのエアロゾル発生物品要素は、環境中に長年にわたって存続し得る。このため、また、(酢酸セルロースフィルタなどの使い捨てプラスチックの使用を低減することを目的とする)新しいEU法を考慮して、使い捨てプラスチックを含まず、かつ易生分解性であるフィルタ及びフィルタ要素に対する関心が高まっている。 したがって、酢酸セルロースなどの従来の材料に対して改善された生分解性を有すると共に、カラータイプのHTP製品中のエアロゾルの許容可能な冷却及び許容可能なフィルタ特性を提供する、フィルタ又はフィルタ要素が必要とされている。 本発明によれば、第1の態様において、喫煙物品に使用するための持続可能なフィルタであって、持続可能なフィルタリング材料の第1のセグメント、持続可能なフィルタリング材料の第2のセグメントであって、持続可能なフィルタリング材料の第1のセグメントよりも高密度である、持続可能なフィルタリング材料の第2のセグメント、持続可能なフィルタリング材料の第3のセグメントを含む長手方向に延びるコアと、長手方向に延びるコアの周りに巻装されたフィルタラッパーと、を備え、持続可能なフィルタリング材料の第1のセグメント及び第2のセグメントが、互いに長手方向に間隔を置いて配置され、それにより、フィルタラッパーが持続可能なフィルタリング材料の第1のセグメントと第2のセグメントとの間に空洞を画定し、かつ、第1の持続可能なフィルタリング材料、第2の持続可能なフィルタリング材料、及び第3の持続可能なフィルタリング材料が、紙及び/又は他の生分解性材料(例えば、酢酸セルロース非含有材料)を含む、持続可能なフィルタが提供される。 本出願人らは、驚くべきことに、この構成を有するフィルタが、易生分解性であり、一方で、現在市場にある標準的な酢酸セルロースフィルタと同等の熱プロファイル及びエアロゾル化学物質送達を提供することを見出した。更に、持続可能なフィルタの構成は、所望のエアロゾル送達要求に合わせてカスタマイズ可能である。 持続可能なフィルタの第1のセグメントの持続可能なフィルタリング材料は、0.1500g/cm3以下、例えば0.1200g/cm3~0.1500g/cm3、例えば0.1300g/cm3~0.1480g/m3、例えば0.1422g/cm3の密度を有し得る。好ましくは、持続可能なフィルタの第1のセグメントの持続可能なフィルタリング材料は、0.1400g/cm3~0.1450g/cm3の密度を有する。 本出願人らは、より低密度の持続可能なフィルタリング材料が気流チャンバとして機能して、エアロゾルがフィルタのそのセグメントを通過できるようにし、保持を最小限に抑えることを見出した。持続可能なフィルタリング材料が低密度であることは、エアロゾルが、第1のセグメントから(例えば空洞内へ)出る際に、エアロゾル全体の温度がより均一になるようにより分散することを更に可能にする。第1のセグメントによって提供される分散がなければ、(カラー加熱方式のために)エアロゾルのカラムは外側の領域では温度が高くなり、コアでは温度が低くなる。エアロゾルのカラム全体でのより均一な温度により、フィルタ内の空洞を通過する際のエアロゾルに対する冷却効果が向上することが見出された。 持続可能なフィルタの第1のセグメントの持続可能なフィルタリング材料は、50GSM~100GSM、例えば60GSM~85GSM、例えば78GSMの坪量を有し得る。好ましくは、フィルタ材料は、75GSM~80GSMの坪量を有する。 持続可能なフィルタの第1のセグメントの持続可能なフィルタリング材料は、紙(例えば、コーティングされていない紙又はコーティングされた紙、例えば、シリコン処理された紙、例えば、セルロースパルプ)であり得る。紙は、ロッド形態に横方向に丸められ、第1のセグメントラッパーによって適所に保持され得る。 紙及び/又は他の生分解性材料(例えば、酢酸セルロース非含有フィルタリング材料)は、好ましくは易生分解性である。紙及び/又は他の生分解性材料(例えば、酢酸セルロース非含有フィルタリング材料)は、フィルタ又はフィルタ要素において従来使用されている(任意の形態の)任意の紙で構成され得る。紙は、例えば、フィルタリング紙、フィルタ紙、不織紙、開孔紙、クレープ紙、エアレイド紙、ロール紙、又はセルロース/リヨセル/ビスコース系紙などであり得る。紙及び/又は他の生分解性材料(例えば、酢酸セルロース非含有フィルタリング材料)の繊維は、天然繊維(例えば、亜麻、麻、サイザル麻、黄麻、マニラ麻、綿、ココヤシ繊維、竹繊維、デンプン(例えば、トウモロコシ由来)、木材パルプ又はタバコ)又は任意のロール材料であり得る。紙は、織布若しくは不織布であっても、紙の密着ウェブの形態であっても、例えば、プラグ形態に横方向に丸められて保持された、長手方向に波形加工及び/又はフィブリル化された紙のウェブの形態であってもよい。紙及び/又は他の生分解性材料(例えば、酢酸セルロース非含有フィルタリング材料)は、第1の紙及び/又は他の生分解性材料(例えば、酢酸セルロース非含有フィルタリング材料)と、第2の紙及び/又は他の生分解性材料(例えば、酢酸セルロース非含有フィルタリング材料)と、を含む、密着ウェブの形態であってもよい。紙及び/又は他の生分解性材料(例えば、酢酸セルロース非含有フィルタリング材料)は、異なる紙材料及び/又は他の生分解性材料(例えば、酢酸セルロース非含有フィルタリング材料)のブレンドの形態であってもよい。紙フィルタリング材料は、(Essentra plc製の)商標名Myria(登録商標)又はPuracel(登録商標)で販売されている紙と同じ又は類似の構造を有してもよい。紙は、疎水性コーティング又は疎水性材料でコーティングされてもよい。 本出願人らは、不織紙(例えば、非プラスチック植物系繊維(例えば、亜麻、麻、黄麻、サイザル麻、マニラ麻、ココヤシ、竹、デンプン、又は木材パルプ)で作製されたもの)及び/又はエアレイド紙は、優れたフィルタ特性及びフィルタ性能を有すると共に、生分解性でもあるため、それらの使用が持続可能なフィルタ材料の製造(及びフィルタ材料としての使用)に特に好適であることを見出した。 「生分解性」という用語は、フィルタリング材料及びフィルタリング要素が、制御されたコンポスト条件下で6ヶ月後に少なくとも90%の生分解を示すことができることを指す(ISO14855-1 Determination of the ultimate aerobic biodegradability of plastic materials under controlled composting conditions-Method by analysis of evolved carbon dioxide(制御されたコンポスト条件下でのプラスチック材料の好気的究極生分解度の求め方-発生二酸化炭素の分析による方法)を参照)。 好ましくは、持続可能なフィルタの第1のセグメントの持続可能なフィルタリング材料に使用される紙及び/又はその他の生分解性材料(例えば、酢酸セルロース非含有材料)は、「易生分解性」であり、酢酸セルロースに比べて生分解性が向上している。したがって、本発明は、生分解性が向上した要素を提供し、したがって、より環境に優しく、よりEU法に適合する。 「易生分解性」という語句は、持続可能なフィルタリング材料及び持続可能なフィルタが、水に浸漬した場合に迅速に崩壊し、完全に生分解することができることを指す。好ましくは、要素は、当該技術分野において周知であるOECD 301B「Ready Biodegradability」法(修正Sturm試験)に従って測定される、「Ready Biodegradability」レベルの生分解性を有する。「易生分解性」という語句は、本明細書では、「Ready Biodegradability」レベルの生分解性を意味するものと理解される。 持続可能なフィルタの第1のセグメントの持続可能なフィルタリング材料は、その周りに巻装されたラッパー(第1のセグメントラッパー)を有し得る。本出願人らは、持続可能なフィルタリング材料を含む第1のセグメントの周りに巻装された、坪量50~150gsmの紙(例えば、プラグラップ)セグメントラッパーの使用が好適な外側ラップであり、酢酸セルロース系管(例えば、中空アセテート管)と同程度の堅さ(つまり硬度)を提供でき、その結果、フィルタに望ましい堅さ(つまり硬度)を提供できることを見出した。有利には、坪量50~150gsmの紙(例えば、プラグラップ)セグメントラッパーは、生分解性である。フィルタラッパーは、第1のセグメント及び第1のセグメントラッパーの周りに巻装されていることが理解されるであろう。 持続可能なフィルタの第1のセグメントの周りに巻装された第1のセグメントラッパー(例えば、プラグラップ)は、非多孔質であり得る。あるいは、第1のセグメントラッパー(例えば、プラグラップ)は、通気性又は空気透過性であり得、空気透過度は0~32,000コレスタ単位である。 持続可能なフィルタの第2のセグメントの持続可能なフィルタリング材料は、0.1510g/cm3以上、例えば0.1510g/cm3~0.1800g/cm3、例えば0.1550g/cm3~0.1700g/cm3、例えば0.1610g/cm3の密度を有し得る。好ましくは、持続可能なフィルタの第1のセグメントの持続可能なフィルタリング材料は、0.1580g/cm3~0.1650g/cm3の密度を有する。 本出願人らは、より高密度の持続可能なフィルタリング材料が、事実上、空洞内のエアロゾルに対してボトル