JP-3255761-U - 三角関数早見表
Abstract
【課題】初めて三角関数を学ぶ際、つまずかず三角関数を習得できるようになる、視覚的にわかりやすい早見表を提供する。 【解決手段】上下二枚のシート体により構成され、上シート20は、下シート10に対して回転可能に軸止めされ、下シート体の上面には、前記軸を中心に所定半径の円と、当該円上の、θをラジアンとして、θ=0,π/6,π/4,π/3,π/2,2π/3,3π/4,5π/6,π,7π/6,5π/4,4π/3,3π/2,5π/3,7π/4,11π/6の位置に、目盛りと、順に数字、0,1,2,3,4,3,2,1,0,1,2,3,4,3,2,1がそれぞれ描画され、上シート20は透明であり、前記軸から半径長さの位置をしるす第一の印21と、軸から第一の印を結ぶ直線に対してπ/2回転した位置にある数字を示す第二の印22と、を具備し三角関数の値が算出されることを見取ることのできるようにした。 【選択図】図1
Inventors
- 日野 孝司
Assignees
- 日野 孝司
Dates
- Publication Date
- 20260508
- Application Date
- 20260306
Claims (3)
- 上下二枚のシート体により構成され、 上シート体は、下シート体に対して回転可能に軸止めされ、 下シート体の上面には、前記軸を中心に所定半径の円と、当該円上の、θをラジアンとして、θ=0,π/6,π/4,π/3,π/2,2π/3,3π/4,5π/6,π,7π/6,5π/4,4π/3,3π/2,5π/3,7π/4,11π/6の位置に、目盛りと、順に数字、0,1,2,3,4,3,2,1,0,1,2,3,4,3,2,1がそれぞれ描画され、 上シート体は透明であり、前記軸から半径長さの位置をしるす第一の印と、軸から第一の印を結ぶ直線に対してπ/2回転した位置にある数字を示す第二の印と、 を具備し、 第一の印を、いずれかの目盛りに合わせたとき、その目盛りの数字Aと、第二の印が示す数字Bとを用いて、当該位置における三角関数の値が、 sinθ=sqrt(A)/2,cosθ=sqrt(B)/2,tanθ=sqrt(A)/sqrt(B),(ただし、印がπ<θ<2πにあるときはその印に係るルートにマイナスを付すこととする) と算出されることを見取ることのできるようにしたことを特徴とする三角関数早見表。
- 前記第一の印は、半径長さの直線であり、前記第二の印は、数字を囲む囲み枠であることを特徴とする請求項1に記載の三角関数早見表。
- 7π/6,5π/4,4π/3,3π/2,5π/3,7π/4,11π/6の位置の数字は、θ=0,π/6,π/4,π/3,π/2,2π/3,3π/4,5π/6,πの位置の数字と異なる色にて描画し、 下シート体上面には、さらに、前記直線を表す-印と、前記枠囲みを表す□印と、を用いて、 sinθ=sqrt(-)/2,cosθ=sqrt(□)/2,tanθ=sqrt(-)/sqrt(□),印が前記異なる色の数字を囲むときは当該印に係るルートにマイナスを付す、と同一または同旨の表記がなされていることを特徴とする請求項2に記載の三角関数早見表。
Description
本考案は、θをラジアンとして、θ=0,π/6,π/4,π/3,π/2,2π/3,3π/4,5π/6,π,7π/6,5π/4,4π/3,3π/2,5π/3,7π/4,11π/6の三角関数の値を簡便に把握可能な三角関数早見表に関する。 高等学校等で三角関数を学ぶ際、sin、cos、tanと3つの関数が出てきて、それまで一回転が360°と教わっていた角度が、ラジアンとして無理数πを用いて表記される。そして、いくつかの角度においては、三角関数の値を覚える必要があり、初めて学習する者にとっては、混乱しやすく戸惑ってしまう、という問題点があった。 実全昭57-084063 早見表の構成例である。θ=π/6の三角関数の値を読み取る図である。θ=3π/4の三角関数の値を読み取る図である。θ=4π/3の三角関数の値を読み取る図である。 以下、本考案の実施の形態を図面を参照しながら詳細に説明する。以降では、三角関数早見表を単に早見表と適宜称することとする。 図1は、本考案の早見表の構成例を示した説明図である。 早見表1は、略正方形の下シート10と、円盤形である透明な上シート20とにより構成される。上シート20は、円盤中心の中空リベット11により下シート10に対して回転可能に留められている。また、下シート10の片隅には、ハトメにより孔12があけてあり、適宜紐通しを可能にしている。 また、下シート10には、円15と、半径16とが描画されている。 加えて、半径16の端の位置から、円周に沿って、θをラジアンとして、θ=0,π/6,π/4,π/3,π/2,2π/3,3π/4,5π/6,π,7π/6,5π/4,4π/3,3π/2,5π/3,7π/4,11π/6の位置に、目盛り18と、順に数字、0,1,2,3,4,3,2,1,0,1,2,3,4,3,2,1がそれぞれ描画されている(この数字を、数字Nと称することとする)。このうち、θ=0,π/6,π/4,π/3,π/2,2π/3,3π/4,5π/6,πの位置にある数字は黒色で、θ=7π/6,5π/4,4π/3,3π/2,5π/3,7π/4,11π/6の位置にある数字は赤色で表示している(なお、図1では、説明の便宜上赤色にかえてイタリックで示している)。 さらに、下シート10には、下式およびコメントが付されている。 上シート20は、透明シートであり、中空リベット11部分から延伸する半径長さの直線21と、直線21から中空リベット11を中心にπ/4進んだ位置の数字Nを囲む囲み枠22とが描画されている。 <使用方法> 早見表1は、次のように使用する。 まず、上シート20を回転させ、直線21を知りたい三角関数の角度θのところにある目盛り18に合わせる。合わせたところの数字Nを数字Aとする。このとき、囲み枠22もある数字Nを囲む。囲まれた数字Nを数字Bとする。 すると、下シート10に表示されているように、 sinθ=sqrt(A)/2 cosθ=sqrt(B)/2 tanθ=sqrt(A)/sqrt(B) となる。 具体的には、例えばθ=π/6のときA=1,B=3であり、確かに sinθ=sqrt(1)/2 cosθ=sqrt(3)/2 tanθ=sqrt(1)/sqrt(3) である(図2参照)。 同様に、θ=3π/4のとき、A=2,B=2(赤文字)であり、確かに sinθ=sqrt(2)/2 cosθ=-sqrt(2)/2 tanθ=sqrt(2)/(-sqrt(2))=-1 である(図3参照)。 また、θ=4π/3のとき、A=3(赤文字)、B=1(赤文字)であり、確かに sinθ=-sqrt(3)/2 cosθ=-sqrt(1)/2 tanθ=-sqrt(3)/(-sqrt(1))=sqrt(3) である(図4参照)。 本考案によれば、初めて学ぶ三角関数を視覚的、感覚的に習得でき、しばらくすると早見表なしに所定角度の三角関数の値を言い当てることができる。