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JP-3255762-U - リンク機構

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Abstract

【課題】特定の部分を直線的に変位させることができるリンク機構を提供する。 【解決手段】リンク機構は、第1リンク部材~第7リンク部材(12L1~12L7)を備えている。また、リンク機構では、各回動中心軸であるA軸、B軸、C軸、D軸、E軸、G軸及びP軸(18A~18P)が以下のように設定されている。Z方向視において、A軸とB軸とD軸とを通る線が直線となっており、A軸とE軸とP軸とD軸とを通る線によって形成される四角形が平行四辺形となっており、A軸からB軸までの距離と、A軸からD軸までの距離と、E軸からC軸までの距離と、E軸からP軸までの距離と、が互いに同じ距離となっており、A軸からG軸までの距離と、C軸からG軸までの距離と、が互いに同じ距離となっており、A軸からE軸までの距離と、B軸からC軸までの距離と、D軸からP軸までの距離と、が互いに同じ距離となっている。 【選択図】図1

Inventors

  • 眞渋 賢二

Assignees

  • 眞渋 賢二

Dates

Publication Date
20260508
Application Date
20260306

Claims (3)

  1. 互いに直交するX軸、Y軸及びZ軸によって定義される三次元空間に設けられるリンク機構であって、 前記Z軸方向と平行かつ前記X軸方向及び前記Y軸方向に変位不能となっているA軸と、 前記A軸において、その一部が回動可能な状態で支持された第1リンク部材と、 前記A軸において、その一部が回動可能な状態で支持された第2リンク部材と、 前記第1リンク部材において前記A軸とは離れた位置に設定されかつ前記Z軸方向と平行となっているD軸と、 前記D軸において、その一部が回動可能な状態で支持された第3リンク部材と、 前記第2リンク部材において前記A軸とは離れた位置に設定されかつ前記Z軸方向と平行となっているE軸と、 前記E軸において、その一部が回動可能な状態で支持された第4リンク部材と、 前記第3リンク部材の前記D軸とは離れた位置を軸支し、かつ前記第4リンク部材の前記E軸とは離れた位置を軸支し、前記Z軸方向と平行となっているP軸と、 前記A軸と離れた位置において、前記Z軸方向と平行かつ前記X軸方向及び前記Y軸方向に変位不能となっているG軸と、 前記G軸において、その一部が回動可能な状態で支持された第5リンク部材と、 前記第1リンク部材において前記A軸に対して前記D軸とは反対側の位置に設定されかつ前記Z軸方向と平行となっているB軸と、 前記B軸において、その一部が回動可能な状態で支持されている第6リンク部材と、 前記第5リンク部材の前記G軸とは離れた位置を軸支し、かつ、前記第6リンク部材の前記B軸とは離れた位置を軸支し、前記Z軸方向と平行となっているC軸と、 前記E軸において、その一部が回動可能な状態で支持されていると共に、前記E軸とは離れた位置となる前記C軸において、その一部が回動可能な状態で支持されている第7リンク部材と、 を備えており、 前記Z方向視において、 前記A軸と前記B軸と前記D軸とを通る線が直線となっており、 前記A軸と前記E軸と前記P軸と前記D軸とを通る線によって形成される四角形が平行四辺形となっており、 前記A軸から前記B軸までの距離と、前記A軸から前記D軸までの距離と、前記E軸から前記C軸までの距離と、前記E軸から前記P軸までの距離と、が互いに同じ距離となっており、 前記A軸から前記G軸までの距離と、前記C軸から前記G軸までの距離と、が互いに同じ距離となっており、 前記A軸から前記E軸までの距離と、前記B軸から前記C軸までの距離と、前記D軸から前記P軸までの距離と、が互いに同じ距離となっているリンク機構。
  2. 前記Z方向視において、 前記C軸が、前記A軸と前記E軸と前記P軸と前記D軸とを通る線によって形成される平行四辺形の内側に設けられている請求項1に記載のリンク機構。
  3. 前記Z方向視において、 前記C軸が、前記A軸と前記E軸と前記P軸と前記D軸とを通る線によって形成される平行四辺形の外側に設けられている請求項1に記載のリンク機構。

Description

本考案は、リンク機構に関する。 従来、厳正直線運動を実現するリンク機構が知られている(例えば、特許文献1、特許文献2、非特許文献1及び非特許文献2参照)。 特開平2009-291290号公報特開平5-104383号公報 「機構学」窪田雅男著 森北出版(株)刊 1974年発行 第162頁~第165「新編機械の素」浅川権八著 機械の素委員会編 理工学社出版 1966年発行 第76頁~第80頁及び第87頁 第1実施形態のリンク機構を示す側面図である。図1に示されたリンク機構を簡略化して示す図である。図2に示されたリンク機構を点Aを中心として、時計回りにα°回転させた図である。第2実施形態のリンク機構を示す側面図である。第3実施形態のリンク機構を示す側面図である。第4実施形態のリンク機構を示す側面図である。 図1~図3を用いて、本考案の第1実施形態に係るリンク機構10について説明する。なお、リンク機構10が設けられた三次元空間を互いに直交するX軸、Y軸及びZ軸によって定義することにする。図1には、X軸及びY軸が示されている。X軸方向一方側は図1の紙面の右方向であり、X軸方向他方側は図1の紙面の左方向である。Y軸方向一方側は図1の紙面の上方向であり、Y軸方向他方側は図1の紙面の下方向である。Z軸方向一方側は図1の紙面手前方向であり、Z軸方向他方側は図1の紙面奥行方向である。 リンク機構10は、7個のリンク部材(第1リンク部材12L1、第2リンク部材12L2、第3リンク部材12L3、第4リンク部材12L4、第5リンク部材12L5、第6リンク部材12L6及び第7リンク部材12L7)と、リンク部材を回動可能に支持する機能及びリンク部材同士を回動可能に連結する機能の少なくとも一方の機能を有する7個のリンクピン(Aリンクピン14A、Bリンクピン14B、Cリンクピン14C、Dリンクピン14D、Eリンクピン14E、Gリンクピン14G及びPリンクピン14P)と、を含んで構成されている。各リンク部材は、Z軸方向と直交する方向に延びる長尺状の部材となっている。 第1リンク部材12L1の長手方向の中央部は、Aリンクピン14Aを介してリンクベース16に固定されている。ここで、Aリンクピン14Aは、第1リンク部材12L1の長手方向の中央部をZ軸方向と平行なA軸18Aまわりに回動可能に支持する部材であると共に、第1リンク部材12L1の長手方向の中央部と第2リンク部材12L2の長手方向一方側の端部とを回動可能に連結する部材である。リンクベース16は、リンク機構10が固定される土台としての機能を有している。そのため、第1リンク部材12L1においてAリンクピン14Aによって支持されている部分(第1リンク部材12L1の長手方向の中央部)は、X軸方向及びY軸方向に変位不能となっている。 第2リンク部材12L2の長手方向一方側の端部は、第1リンク部材12L1の長手方向中央部とAリンクピン14Aを介して回動可能に連結されている。 第3リンク部材12L3の長手方向一方側の端部は、第1リンク部材12L1の長手方向一方側の端部とDリンクピン14Dを介して連結されている。Dリンクピン14Dは、第1リンク部材12L1と第3リンク部材12L3とをZ軸方向と平行なD軸18Dまわりに回動可能に連結する部材である。 第4リンク部材12L4の長手方向一方側の端部は、第2リンク部材12L2の長手方向他方側の端部とEリンクピン14Eを介して回動可能に連結されている。Eリンクピン14Eは、第2リンク部材12L2と第4リンク部材12L4と第7リンク部材12L7とをZ軸方向と平行なE軸18Eまわりに回動可能に連結する部材である。また、第4リンク部材12L4の長手方向他方側の端部は、第3リンク部材12L3の長手方向他方側の端部とPリンクピン14Pを介して回動可能に連結されている。Pリンクピン14Pは、第3リンク部材12L3と第4リンク部材12L4とをZ軸方向と平行なP軸18Pまわりに回動可能に連結する部材である。 第5リンク部材12L5の長手方向一方側の端部は、Gリンクピン14Gを介してリンクベース16に固定されている。ここで、Gリンクピン14Gは、第5リンク部材12L5の長手方向一方側の端部をZ軸方向と平行なG軸18Gまわりに回動可能に支持する部材である。前述の通り、リンクベース16は、リンク機構10が固定される土台としての機能を有している。そのため、第5リンク部材12L5においてGリンクピン14Gによって支持されている部分(第5リンク部材12L5の長手方向一方側の端部)は、X軸方向及びY軸方向に変位不能となっている。 第6リンク部材12L6の長手方向一方側の端部は、第1リンク部材12L1の長手方向他方側の端部とBリンクピン14Bを介して回動可能に連結されている。Bリンクピン14Bは、第1リンク部材12L1と第6リンク部材12L6とをZ軸方向と平行なB軸18Bまわりに回動可能に連結する部材である。B軸18Bは、A軸18Aに対してD軸18Dとは反対側の位置に位置している。また、第6リンク部材12L6の長手方向他方側の端部は、第5リンク部材12L5の長手方向他方側の端部とCリンクピン14Cを介して回動可能に連結されている。Cリンクピン14Cは、第5リンク部材12L5と第6リンク部材12L6と第7リンク部材12L7とをZ軸方向と平行なC軸18Cまわりに回動可能に連結する部材である。 第7リンク部材12L7の長手方向一方側の端部は、第2リンク部材12L2の長手方向他方側の端部及び第4リンク部材12L4の長手方向一方側の端部とEリンクピン14Eを介して連結されている。また、第7リンク部材12L7の長手方向他方側の端部は、第5リンク部材12L5の長手方向他方側の端部及び第6リンク部材12L6の長手方向他方側の端部とCリンクピン14Cを介して連結されている。 そして、本実施形態では、Z方向視において、以下の条件1~条件5を満たすように、各リンク部材の寸法及び各リンクピンの位置が設定されている。 条件1:Z方向視において、A軸18AとB軸18BとD軸18Dとを通る線が直線となっている。 条件2:Z方向視において、A軸18AとE軸18EとP軸18PとD軸18Dとを通る線によって形成される四角形が平行四辺形となっている。 条件3:Z方向視において、A軸18AからB軸18Bまでの距離と、A軸18AからD軸18Dまでの距離と、E軸18EからC軸18Cまでの距離と、E軸18EからP軸18Pまでの距離と、が互いに同じ距離となっている。 条件4:Z方向視において、A軸18AからG軸18Gまでの距離と、C軸18CからG軸18Gまでの距離と、が互いに同じ距離となっている。 条件5:Z方向視において、A軸18AからE軸18Eまでの距離と、B軸18BからC軸18Cまでの距離と、D軸18DからP軸18Pまでの距離と、が互いに同じ距離となっている。 なお、本実施形態では、A軸18AからB軸18Bまでの距離、A軸18AからD軸18Dまでの距離、E軸18EからC軸18Cまでの距離及びE軸18EからP軸18Pまでの距離が「a(例えばaメートル)」に設定されている。また、A軸18AからG軸18Gまでの距離及びC軸18CからG軸18Gまでの距離が「b(例えばbメートル)」に設定されている。さらに、A軸18AからE軸18Eまでの距離、B軸18BからC軸18Cまでの距離及びD軸18DからP軸18Pまでの距離が「c(例えばcメートル)」に設定されている。本実施形態では、距離「c」は、距離「a」及び距離「b」よりも長い距離となっている。また、本実施形態では、Z方向視において、C軸18CがA軸18AとE軸18EとP軸18PとD軸18Dとを通る線によって形成される平行四辺形の内側に配置されている。 図2は、図1に示されたリンク機構10の各リンク部材(第1リンク部材12L1、第2リンク部材12L2、第3リンク部材12L3、第4リンク部材12L4、第5リンク部材12L5、第6リンク部材12L6及び第7リンク部材12L7)を線で示すと共に、各軸(A軸18A、B軸18B、C軸18C、D軸18D、E軸18E、G軸18G及びP軸18P)を点で示した図である。点A、点B、点C、点D、点E、点G及び点Pは、A軸18A、B軸18B、C軸18C、D軸18D、E軸18E、G軸18G及びP軸18Pにそれぞれ対応する点である。なお、以下の説明においては、点A、点B、点C、点D、点E、点G及び点Pを示すアルファベットの組み合わせで各点を結ぶ線分等を示す場合がある。例えば、AEは、点Aと点Eとを結ぶ線分であり、第2リンク部材12L2を表す線分に対応する。 図2(図1も参照)に示されるように、点A(0,0)をX軸とY軸との交点に設けると共に、点G(b,0)をX軸上に設ける。また、点Gを中心として半径bの円を描く。この円の円周上に点Cを取り、点A、点B、点C、点Eの4点で構成される四辺形ABCEを形成する。四辺形ABCEにおいて、辺AEと辺BCとは交差している。線分BAの延長上にBA=AD=aとなる点Dを設ける。AE=cとAD=aを二辺とする平行四辺形AEPDを形成し、点Aの対角の点をPとする。辺CGを時計回りに回転させた時、点Pはy軸に平行な直線運動をする事になる。このように、本実施形態のリンク機構10では、特定の部分(P軸18Pがある部分)を直線的に変位させることができる。 ここで、∠AGC=θとした時、リンク機構10が作動可能なθの範囲を考える。リンク機構10が作動可能なθの限界値は、点B,A,C,D,E,Pの全ての点が線分ACの延長線上に並んだ状態と対応する。この時のθをθ1とすることにする。AB=a,BC=cとなっていることにより、AC=c-aの関係となる。ACは2b・sin(θ1/2)で表すことができる。すなわち、以下の式(1)及び式(2)の関係が成立する。 AC=c-a=2b・sin(θ1/2) ・・・式(1) sin(θ1/2)=(c-a)/2b ・・・式(2) 以上より、θ1は、以下の式(3)で表すことができる。 θ1=2・arcsin{(c-a)/2b} ・・・式(3) ここで、具体例として、a=35、b=30、c=50を代入すると、θ1=28.96°となる。従って、リンク機構10が作動可能なθの範囲としては、θ1<θ<180°の範囲となる。なお、本考案が適用されたリンク機構の構成として、θ1<θ<180°の時の構成(第1実施形態のリンク機構10の構成)に対してx軸に線対称となっている構成のリンク機構(-180°<θ<-θ1となっている構成)を採用することもできる。 次に、本考案において点Pが厳正直線運動する事を、数学的に証明する。つまり点Pのx座標(Px)が定数である事を示す。まず、図2(θが鋭角の時)において点A,C,Pが同一線上にある事を示す。 図3に示されるように、点Eを中心に半径aの円を描き、ACの延長線上との交点をP'とする。△ECP'は二等辺三角形となっている。∠ECR=∠EP'Rとなる点Rをとる。△ABCと△AECは合同になっていることにより、BQ=ERとなる。よって△ABQと△CERは合同となる。従って、∠EP'R=∠BAQの関係が成立する。つまり、ABとP'Eは平行となる。四角形ADPEは距離aの辺と距離cの辺を二辺とする平行四辺形となっているため、点Pと点P'は一致する。よって、点A,C,Pは同一線上にある。 図2に示されるように、Pxは以下の式(4)で表すことができる。 Px=AP・cosα ・・・式(4) △ACFは直角三角形なので、以下の式(5)の関係が成立する。 AC=2b・cosα ・・・式(5) 図3に示されるように、APに関して、以下の式(