JP-3255772-U - 足場の土台構造
Abstract
【課題】足場の設置、撤去に要する時間と手間を削減するとともに、足場の構成部材のトラックによる現場への搬入、現場からの搬出に要する費用を削減する、足場の土台構造を提供する。 【解決手段】桁行方向の複数個所に間隔をおいて設けられる土台3と、各土台3によって支持されるとともに、梁間方向に間隔をおいて設けられる複数組の一対の支柱6、6と、桁行方向に隣接する土台3間に架設される手摺17と、各組の一対の支柱6、6間に梁間方向を向くように架設される腕木15と、桁行方向に隣接する土台3、3間、及び腕木15、15間に架設される足場板20とからなる足場1を具え、各土台3は、梁間方向に所定の間隔をおいて設けられる一対の縦パイプ4、4と、両縦パイプ4、4間に設けられる横パイプ5とからなり、両縦パイプ4,4と横パイプ5とを一体化した。 【選択図】図3
Inventors
- 磯部 航
Assignees
- 株式会社I.K-ステップ
Dates
- Publication Date
- 20260508
- Application Date
- 20260306
Claims (3)
- 建物の新設、改修、解体等の工事に用いられる足場の土台構造であって、 前記建物の桁行方向に所定の間隔ごとに複数個所に設けられる複数の土台と、 前記各土台によってそれぞれ支持されるとともに、前記建物の梁間方向に所定の間隔をおいて設けられる複数組の一対の支柱と、 建物の桁行方向に隣接する前記土台間にそれぞれ架設される手摺と、 前記各組の一対の支柱間に梁間方向を向くようにそれぞれ架設される腕木と、 建物の桁行方向に隣接する前記土台間、及び前記腕木間にそれぞれ架設される足場板とからなる足場を具え、 前記各土台は、建物の梁間方向に所定の間隔をおいて設けられる一対の縦パイプと、前記一対の縦パイプ間に設けられる横パイプとからなり、前記一対の縦パイプと前記横パイプとを一体化したことを特徴とする足場の土台構造。
- 前記土台の前記一対の縦パイプと前記横パイプとの間は、溶接、ネジ止め等の手段によって一体に連結されていることを特徴とする請求項1に記載の足場の土台構造。
- 前記横パイプは、前記一対の縦パイプの上端間に一体に連結されて門形状に形成され、又は上端よりも下方の部分間に一体に連結されてH形状に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の足場の土台構造。
Description
本考案は、建物の新設、改修、解体等の工事に用いられる足場の土台の構造に関し、特に、現場への搬入、現場からの搬出、現場での設置、解体の効率を高めることができる足場の土台構造に関する。 住宅、ビル等の建物の新設、改修、解体等の工事を行う場合に、作業者の高所作業における安全を確保するとともに、資材、道具等の落下による事故等を防止するために、建物の周囲に各種の足場を設置することが行われている。 この種の足場の一例が特許文献1に記載されている。この足場は、梁間方向(建物方向)に一対の長さの短い支柱を所定の間隔をおいて配置するとともに、この一対の支柱を桁行方向(建物に沿う方向)に所定の間隔ごとに複数組配置し、各組の一対の支柱をジャッキによって地盤にそれぞれ支持し、各組の一対の支柱の梁間方向に横架材を架設し、桁行方向に隣接する外側の支柱間、及び内側の支柱間にそれぞれ縦架材を架設し、桁行方向に隣接する横架材間に踏板をそれぞれ架設し、各踏板の梁間方向の両端に桁行方向を向く幅木をそれぞれ取り付けて土台部分を構築している。 そして、土台部分の各支柱にそれよりも長い支柱をそれぞれ継ぎ足し、土台部分と同様に各組の一対の支柱の梁間方向に横架材をそれぞれ架設し、桁方向に隣接する支柱間に縦架材をそれぞれ架設し、桁行方向に隣接する横架材間に踏板をそれぞれ架設し、各踏板の梁間方向の両端に桁行方向を向く幅木をそれぞれ取り付け、このような作業を繰り返すことで複数層からなる足場を構築している。 特開2017-201097号公報 図面は、本開示に係る本考案の特定の実施の形態を示し、考案の不可欠な構成ばかりでなく、選択的及び好ましい実施の形態を含む。 本考案による足場の土台構造が適用される足場の組立手順を示した説明図であって、第1の手順を示した説明図である。 第2の手順を示した説明図である。 第3の手順を示した説明図である。 足場板と幅木との関係を示した平面図である。 図4のA-A線に沿って見た断面図である。 図4の正面図である。 土台の概略図である。 図7の平面図である。 土台の他の例の概略図である。 図9の平面図である。 支柱の概略図である。 腕木の概略図である。 手摺の概略図である。 筋交の概略図である。 ジャッキの概略図である。 本考案の足場の土台構造は、住宅、ビル等の建物の新設、改修、解体等の工事を行う場合に、作業者の高所作業における安全を確保するとともに、資材、道具等の落下による事故等を防止するために用いられる各種の足場に適用可能なものであって、本実施の形態においては、低層~中層の建物の工事に用いられるくさび式足場(以下、足場という。)に適用している。 本実施の形態の足場1の土台構造2は、図1~図3に示すように、ジャッキ10、土台3、支柱6、腕木15、手摺17、足場板20、幅木30、筋交35等の部材から構成される足場1を具えている。 ジャッキ10は、図1~図3及び図15に示すように、金属製の四角形板状のベース板11と、ベース板11の中心部に一体に立設される金属製の棒状のネジ軸12と、ネジ軸12に軸線方向に移動可能に螺着される金属製の円環状の可動ネジ13と、可動ネジ13に一体に設けられるハンドル14とから構成されている。 土台3は、図1~図3及び図7~図8に示すように、所定の間隔をおいて設けられる単管パイプ(炭素鋼管の表面に亜鉛メッキを施したもの)からなる一対の縦パイプ4、4と、両縦パイプ4、4の上端部間を連結する縦パイプ4と同一素材の単管パイプからなる横パイプ5とから構成される門型状をなすものであって、両縦パイプ4、4と横パイプ5との間は溶接、ネジ止め等の手段によって一体に連結されている。 土台3の縦パイプ4の桁行方向の周面にはコマ4aが一体に設けられ、このコマ4a内に後述する手摺17のくさび18を嵌入させることにより、建物の桁行方向に隣接する土台3、3の外側及び内側の縦パイプ4、4間に手摺17が架設される。なお、土台3は、門型状に限らず、図9及び図10に示すように、H型状に形成してもよい。現場で要求される足場1の強度に応じて、門型状又はH型状の土台3を選択して用いればよい。 図1~図3、図15に示すように、土台3の各縦パイプ4と地盤との間にはジャッキ10がそれぞれ介装され、各縦パイプ4の下端にジャッキ10のネジ軸12の上端部がそれぞれ挿入されている。ジャッキ10のハンドル14を介して可動ネジ13をネジ軸12に沿って上下方向に移動させることにより、土台3の上下方向の位置、及び土台3によって支持される支柱6の上下方向の位置を調整することができる。 建物の周囲には、図1~図3に示すように、複数の土台3が桁行方向に所定の間隔ごとに複数個所に設置される。各土台3は、一対の縦パイプ4、4が建物の梁間方向の前後に配置されるようにそれぞれ設けられ、各土台3の各縦パイプ4がジャッキ10によって地盤に支持される。 なお、梁間方向とは建物の方向を意味し、桁行方向とは建物に沿う方向を意味する。 支柱6は、図11に示すように、土台3の縦パイプ4及び横パイプ5と同一素材の単管パイプから形成されるものであって、長手方向に所定の間隔ごとに複数個所に緊結部7が設けられている。各緊結部7は、支柱6の周方向の4か所(図11中の左右方向の2箇所、奥行方向の2箇所)にそれぞれ設けられるコマ8を有し、左右方向のコマ8が腕木15のくさび16を嵌入させるコマ8として機能し、奥行方向のコマ8が手摺17のくさび18を嵌入させるコマ8として機能している。 各土台3の各縦パイプ4の上端には、図2に示すように、第1番目の支柱6の下端がそれぞれ挿着され、各第1番目の支柱6の上端には、第2番目の支柱6の下端がそれぞれ挿着され、このような作業を繰り返すことにより、図2及び図3に示すように、建物の周囲に所定の高さの複数の支柱6からなる支柱群9を構築することができる。 腕木15は、図12に示すように、支柱6と同一素材の単管パイプから形成されるものであって、両端に先細のくさび16、16がそれぞれ一体に設けられている。腕木15は、両端のくさび16、16を各土台3によって支持されている一対の支柱6、6の梁間方向のコマ8、8内にそれぞれ挿入し、くさび16、16の頭部をハンマーで叩いてコマ8、8内に嵌入させ、くさび16、16側のロックピン(図示せず)をコマ8、8側に係止させることで、梁間方向の一対の支柱6、6間に一体に架設される。 手摺17は、図13に示すように、支柱6と同一素材の単管パイプから形成されるものであって、両端に先細のくさび18、18がそれぞれ一体に設けられている。手摺17は、両端のくさび18、18を、桁行方向に隣接する土台3、3よって支持されている、隣接する支柱6、6の桁行方向のコマ8、8内にそれぞれ挿入し、くさび18、18の頭部をハンマーで叩いてコマ8、8内に嵌入させ、くさび18、18側のロックピン(図示せず)をコマ8、8側に係止させることで、桁行方向に隣接する土台3、3の支柱6、6間に一体に架設される。 足場板20は、図4~図6に示すように、長方形板状の足場板本体21と、足場板本体21の周囲に一体に設けられる四角形枠状の補強枠25と、補強枠25の長手方向の両端に足場板本体21の幅方向に間隔をおいて一体に設けられる一対の略C形板状のフック28、28と、足場板本体21の下面側の複数個所に設けられる板状の補強桟22とを具え、足場板本体21の幅方向の両端に足場板本体21の全長に亘るように幅木30が一体に設けられている。 足場板本体21、補強枠25、フック28、補強桟22、及び幅木30は、鋼製又はアルミ製であって、足場板本体21と補強枠25との間は溶接、ネジ止め等の手段によって一体に連結され、補強枠25とフック28との間は溶接、ネジ止め等の手段によって一体に連結され、足場板本体21と補強桟22との間は溶接、ネジ止め等の手段によって一体に連結されている。 足場板本体21は、長方形板状の板材の長さ方向の両端部及び幅方向の両端部を裏面方向にそれぞれ直角に折り曲げて、その部分に板材の表裏面と直交する梁間側縁部23と桁行側縁部24とを形成したものであって、これらの縁部23、24を介して補強枠25に一体に連結されている。 補強枠25は、足場板本体21の長さ方向の両端に足場板本体21の全幅に亘るように設けられる一対の長方形板状の梁間側補強板26と、足場板本体21の幅方向の両端に足場板本体21の全長に亘るように設けられる一対の桁行側補強板27とを四方枠組みし、隣接する梁間側補強板26と桁行側補強板27との間を溶接、ネジ止め等の手段によって一体に連結することにより四角形枠状に形成したものである。 補強枠25の内側に足場板本体21を配置し、補強枠25の梁間側補強板26と足場板本体21の梁間側縁部23との間、及び補強枠25の桁行側補強板27と足場板本体21の桁行側縁部24との間を溶接、ネジ止め等の手段によってそれぞれ連結することで、補強枠25と足場板本体21とが一体化されている。 なお、足場板本体21は、上記の板状の構成のものに限らず、エキスパンドメタル等のメッシュ板によって構成してもよい。メッシュ板を用いる場合には、メッシュ板の周囲を補強枠25の内面側に溶接、ネジ止め等の手段によって一体に連結すればよい。 幅木30は、鋼製又はアルミ製のL形板状の板材から形成されるものであって、図4~図6に示すように、足場板20の幅方向の両端部に長さ方向の全長に亘るように、かつ起立部31が足場板20の上面から上方に所定の長さ(労働安全衛生規則に定められた長さ)突出するように一体に設けられている。 この場合、幅木30は、基端部32の複数個所を足場板本体21の上面側に溶接、ネジ止め等の手段によって連結することで、足場板20の幅方向の両端部に一体に設けられ、これにより、幅木30の起立部31が足場板本体21の上面から上方に所定の長さ突出するように構成されている。 なお、幅木30は、L形板状のものに限らず、I形板状のものを使用してもよい。その場合には、幅木30を足場板20の補強枠25の桁行側補強板27の上部に溶接、ネジ止め等の手段によって一体に連結すればよい。 筋交35は、図14に示すように、鋼管の両端にくさび36、36を一体に設けたものであって、図3に示すように、桁行方向に隣接する支柱6、6間に斜めに架設される。筋交35の一端のくさび36を桁行方向に隣接する一方の支柱6のコマ8内に嵌入させ、他端のくさび36を隣接する他方の支柱6のコマ8内に嵌入させることで、桁行方向に隣接する支柱6、6間に斜めに取り付けられる。 上記のような複数の部材からなる足場1は、資材置き場等において、部材ごとに梱包してトラックの荷台に積み込み、トラックで現場に搬入してトラックの荷台からクレーン等を利用して部材ごとに下して足場を設置する準備をする。 そして、現場において、図1に示すように、作業者が建物の桁行方向に所定の間隔ごとに複数の土台3を配置し、各土台3の各縦パイプ4に対応する部分にジャッキ10をそれぞれ配置する。この際、必要に応じてジャッキ10と地盤との間に敷板40を敷設して地盤の不陸調整を行う。 次に、各ジャッキ10のネジ軸12の上端を各土台3の各縦パイプ4の下端に挿入し、各土台3を一対のジャッキ10、10によって地盤上に支持する(図15参照)。この際、各土台3の一対の縦パイプ4、4が建物の梁間方向の前後に配置されるよ