JP-3255788-U - 温熱具、及び温熱製品
Abstract
【課題】装着が容易であり、フィット感に優れた温熱具を提供する。 【解決手段】装着者の耳にかける耳掛け部10と、前記装着者の耳を温める熱源体20と、前記耳掛け部10と前記熱源体20との間に介在する仕切り部30とを備えた温熱具1であって、前記耳掛け部10は、前記装着者の耳を外側から覆う開口部11と、前記装着者の耳に装着した状態で前記開口部11より後方側に設けられるスリット部13とを有し、前記開口部11の開口幅をa(mm)、開口長さをb(mm)としたとき、開口比(b/a)が1~20である。 【選択図】図1
Inventors
- 福田 美耶
Assignees
- 株式会社コジット
Dates
- Publication Date
- 20260513
- Application Date
- 20260309
Claims (7)
- 装着者の耳にかける耳掛け部と、 前記装着者の耳を温める熱源体と、 前記耳掛け部と前記熱源体との間に介在する仕切り部と を備えた温熱具であって、 前記耳掛け部は、前記装着者の耳を外側から覆う開口部と、前記装着者の耳に装着した状態で前記開口部より後方側に設けられるスリット部とを有し、 前記開口部の開口幅をa(mm)、開口長さをb(mm)としたとき、開口比(b/a)が1より大きく20以下である温熱具。
- 前記耳掛け部に、前記開口部を拡大する切り込み線が形成されている請求項1に記載の温熱具。
- 前記耳掛け部に、前記スリット部の位置を示すマークが付されている請求項1に記載の温熱具。
- 前記開口部から前記スリット部までの距離は、5~65mmである請求項1に記載の温熱具。
- 前記開口部の形状は、矩形ないし楕円形である請求項1に記載の温熱具。
- 前記耳掛け部は、前記装着者の耳に装着した状態で前記開口部より前方側が凹状に形成されている請求項1に記載の温熱具。
- 請求項1~6の何れか一項に記載の温熱具を、真空パック又は不活性ガス充填パックに封入してなる温熱製品。
Description
本考案は、装着者の耳にかけて耳を温める温熱具に関する。 従来、耳又は耳周辺を温めることができる温熱具が開示されている(例えば、特許文献1を参照)。 特許文献1記載の温熱具は、耳掛け部が伸縮性のある袋状に形成されているため、耳を入れる口(開口部)を拡大しつつ装着者の耳に装着することができ、装着者の耳全体を継続して覆うことができるとされている。 特開2018-86202号公報 図1は、本考案の温熱具の概略説明図である。図1(A)は、温熱具の装着面側の正面図を表す。また、図1(B)は、温熱具の右面図を表す。図2は、本考案の温熱具を装着した際の模式図である。図3は、本考案の温熱具の装着手順を示す模式図である。図3(A)は、スリット部に指を挿入したことを表す図である。図3(B)は、スリット部から挿入した指を開口部まで伸ばしたことを表す図である。図3(C)は、スリット部から挿入した指により開口部を拡げたことを表す図である。 以下、本考案の温熱具、及び温熱製品に関する実施形態を図1~3を参照しながら説明する。ただし、本考案は、以下に説明する実施形態や図面に記載される構成に限定されることを意図しない。また、図1~3において、耳掛け部、熱源体、仕切り部、及び外装部のサイズの関係は、実際の温熱具における耳掛け部、熱源体、仕切り部、及び外装部のサイズの関係を厳密に反映したものではない。さらに、図1において、切り込み線12以外の点線は、サイズ関係、位置関係等を示すために表示したものに過ぎない。 〔全体構成〕 図1は、本考案の温熱具の概略説明図である。図1(A)は、温熱具の装着面側の正面図を表す。また、図1(B)は、温熱具の右面図を表す。温熱具1は、装着者の耳全体及び耳周辺を温める際に使用される。ここで、本考案の温熱具1は、左右共用であり、図1(A)に示した温熱具1の状態では右耳に、図1(A)に示した温熱具1を180度回転させた状態では左耳に装着可能である。また、本願において「装着者」とは、「本考案の温熱具1を装着しようとする者」及び「本考案の温熱具1を装着している者」の何れかを指すものとし、以下においてこれらをまとめて「装着者」と表記する。温熱具1は、後述する耳掛け部10と、熱源体20と、仕切り部30と、外装部40とを備える。 <耳掛け部> 温熱具1は、装着者の耳にかける耳掛け部10を備える。耳掛け部10は、後述する開口部11、及びスリット部13を有する。 耳掛け部10は、装着者の耳を外側から覆う開口部11を有する。本考案の温熱具1によれば、耳掛け部10が装着者の耳を外側から覆う開口部11を有するため、装着者は、耳全体を覆った状態で温熱具1を装着することができる。その結果、本考案の温熱具1は、後述する熱源体20から発せられた熱により、装着者の耳全体及び耳周辺を温めることができる。 開口部11は、開口幅をa(mm)、開口長さをb(mm)としたとき、開口比(b/a)が1より大きく20以下であり、1.2以上20以下が好ましい。開口比(b/a)が上記の適切な範囲であることにより、縦長形状である耳の付け根に温熱具1を装着した際に、装着者が不快感を覚えることなく、フィット感に優れたものとなる。なお、開口幅aは2~5mmが好ましく、開口長さbは5~100mmが好ましい。 開口部11の形状は、矩形ないし楕円形であることが好ましい。開口部11の形状が矩形ないし楕円形であることにより、装着者の耳に装着した際に、締め付けや圧迫等を感じ難くなり、よりフィット感に優れたものとなる。なお、「矩形ないし楕円形」とは、矩形及び楕円形を含むことはもちろんのこと、矩形と楕円形との間の形状も含まれる。 耳掛け部10には、開口部11を拡大する切り込み線12が形成されていることが好ましい。耳掛け部10に開口部11を拡大する切り込み線12を形成しておけば、耳掛け部10を切り込み線12に沿って破くことで、装着者の耳の大きさに合わせて開口部11の大きさを調整できる。その結果、本考案の温熱具1は、よりフィット感に優れたものとなる。なお、図1(A)において、切り込み線12は、開口部11の長さ方向に形成されているが、例えば、切り込み線12を開口部11の幅方向に形成する、開口部11の形状(図1(A)では楕円)よりも大きい形状(楕円)の切り込み線12を形成する等、適宜変更及び組み合わせ可能である。 図2は、本考案の温熱具を装着した際の模式図である。耳掛け部10は、装着者の耳に装着した状態で開口部11より後方側に設けられるスリット部13を有する。このようなスリット部13を設けておけば、当該スリット部13に指を挿入しつつ開口部11を拡げることができる。これにより、本考案の温熱具1を片手で装着することができ、装着する際に手間がかからなくなる。なお、図1~3の温熱具1において、スリット部13を一箇所のみ設けたものとしているが、スリット部13を二箇所以上設けることもできる。 図1(A)において、開口部11からスリット部13までの距離cは、5~65mmであることが好ましい。開口部11からスリット部13までの距離cが上記の適切な範囲であることにより、スリット部13に指を挿入し開口部11を拡大し易くなる。その結果、装着する際により手間がかからなくなる。なお、スリット部13は、開口部11からスリット部13までの距離cが上記の適切な範囲である限り、図1(A)における耳掛け部10の境界XYに設けてもよい。すなわち、耳掛け部10と後述する仕切り部30とを接合する際に、耳掛け部10の境界XY部分のみ仕切り部30と接合しないものとすることができる。 図1(A)において、耳掛け部10には、スリット部13の位置を示すマーク14が付されていることが好ましい。このようなマーク14が付されていることにより、装着者がスリット部13の位置を視認し易くなる。その結果、本考案の温熱具1を装着する際により手間がかからなくなる。スリット部13の位置を示すマーク14としては、三角形等の多角形、星形、円形等、適宜変更可能である。 図2において、耳掛け部10は、装着者の耳に装着した状態で開口部11より前方側が凹状に形成されていることが好ましい。耳掛け部10が、このような形状に形成されている(すなわち、耳の付け根の形状に対応するように前方側が湾曲している)ことにより、装着者は、温熱具1を装着する向きが凹状となっている側が前方であると、直感的に認識し易くなる。その結果、本構成の温熱具1を装着する際に、より手間がかからなくなる。 耳掛け部10は、ポリエステル及び/又はポリオレフィンを含む樹脂から構成される不織布であることが好ましい。耳掛け部10が上記の適切な材料から構成される不織布であることにより、耳掛け部10は適度な強度及び伸縮性を有するものとなるため、破れ難く、耳に装着し易いものとなる。また、耳掛け部10が上記の適切な材料から構成される不織布であることにより、長時間装着していても耳が痛くなり難い。 耳掛け部10は、スパンレース不織布であることが好ましい。耳掛け部10がスパンレース不織布であることにより、耳掛け部10は、強度、通気性、及び肌触りに優れたものとなる。その結果、温熱具1は、耳掛け部10が破れ難く、長時間装着していても装着者が不快感を覚え難くなる。 <熱源体> 本考案の温熱具1は、装着者の耳を温める熱源体20を備える。図1(B)に示すように、熱源体20は、後述する仕切り部30と外装部40との間に介在しており、接着剤等の既知の方法により仕切り部30及び/又は外装部40に接着される。 熱源体20は、鉄粉、水、バーミキュライト、活性炭、及び塩化ナトリウムを含む袋体であることが好ましい。熱源体20が上記の適切な材料を含む袋体から構成されることにより、熱源体20が空気と触れることで熱源体20が発熱することができる。より詳細には、熱源体20に含まれる鉄粉が、バーミキュライト中に保持された水と塩化ナトリウムとを触媒として、空気中の酸素により酸化反応を起こし発熱する。そして、発生した熱を活性炭により均一に広げることができる。その結果、温熱具1は、装着者の耳全体及び耳周辺を温めることができる。 熱源体20は、空気と触れた後、温度38~45度で20分~6時間程度持続することが好ましい。熱源体20が、空気と触れた後、上記の適切な温度かつ時間持続することにより、温熱具1の装着者は、十分に耳全体及び耳周辺を温めることができる。 熱源体20の形状は、特に限定されず、温熱具1全体の形状にあわせて適宜変更可能である。 <仕切り部> 図1(B)に示すように、本考案の温熱具1は、耳掛け部10と熱源体20との間に介在する仕切り部30を備える。仕切り部30は、装着者の耳(主に、耳輪)と直接触れ、また、熱源体20から発生した熱を間接的に伝える役割を担う。これにより、温熱具1は、熱源体20が直接触れることによる火傷を抑制でき、かつ、装着者の耳全体及び耳周辺を温めることができる。 仕切り部30は、耳掛け部10に接合される。耳掛け部10と仕切り部30とを接合する方法としては、特に限定されないが、接着剤により接合することが好ましい。このとき、耳掛け部10と仕切り部30との間には装着者の耳を入れるための空洞が必要であるため、耳掛け部10の端辺と仕切り部30とが接合される。 仕切り部30の厚さは、0.5~2.0mmであることが好ましい。仕切り部30の厚さが、上記の適切な範囲内であることにより、熱源体20による火傷を抑制でき、かつ、熱源体20から発生した熱を十分に伝達できるため、装着者の耳全体及び耳周辺を温めることができる。 仕切り部30は、ポリエチレン及び/又はポリプロピレンを含む樹脂から構成される不織布であることが好ましい。仕切り部30がポリエチレン及び/又はポリプロピレンを含む樹脂から構成される不織布であることにより、熱源体20から発生した熱を十分に伝達することができる。また、仕切り部30は装着者の耳と直接触れるため、仕切り部30が不織布であることにより、長時間装着していても耳が痛くなり難い。 仕切り部30は、スパンレース不織布であることが好ましい。仕切り部30がスパンレース不織布であることにより、強度、通気性、及び肌触りに優れたものとなる。その結果、温熱具1は、仕切り部30が破れ難く、長時間装着していても装着者が不快感を覚え難くなる。また、通気性に優れるため、熱源体20が空気(酸素)と触れやすくなり、熱源体20が速やかに発熱することができるとともに、継続して酸素を供給し続けることができる。 <外装部> 図1(B)に示すように、本考案の温熱具1は、熱源体20を覆い、仕切り部30と接合される外装部40を備える。外装部40は、熱源体20を露出させないための役割を担う。これにより、温熱具1は、装着者の手や耳に触れた際にも、装着者が火傷することなく安全に使用することができるものとなる。なお、図1(B)では、外装部40を単一層として図示しているが、複数の層から形成されるものであってもよい。 仕切り部30と外装部40とを接合する方法としては、特に限定されないが、縫合により接合することが好ましい。温熱具1は、仕切り部30と外装部40とを縫合により接合することで、接合強度に優れるものとなる。その結果、温熱具1から外装部40が外れ難くなり、装着者が温熱具1を安全に使用できる。 外装部40は、ポリエチレン及び/又はポリプロピレンを含む樹脂から構成される不織布であることが好ましい。外装部40がポリエチレン及び/又はポリプロピレンを含む樹脂から構成される不織布であることにより、温熱具1は、強度に優れたものとなる。その結果、外装部40が破れ難くなり、装着者が温熱具1を安全に使用できる。 外装部40は、ニードルパンチ不織布であることが好ましい。外装部40がニードルパンチ不織布であることにより、強