JP-3255798-U - ブラシ
Abstract
【課題】被清掃面を効率的に清掃することが可能なブラシを提供する。 【解決手段】本考案のブラシ1は、毛材B1が植設される植毛穴51を複数有する植毛台50と、植毛台50が配される基体10とを備えている。基体10は、内部に流体が流通可能な流路Fが形成された筒形状を呈するとともに、流路Fの一端に設けられ、流体が流出入可能な第1開口21Aと、流路Fの他端に設けられ、流体が流出入可能な第2開口26Bとを備えている。植毛台50は、中央の開口50Aが基体10の流路Fと連通する環板形状を成し、基体10の他端側に配されている。基体10の他端側における軸線Aに向けて、植毛穴51の穿孔方向を傾斜させることにより、複数の毛材B1を軸線Aに向かい収束させて配置した。 【選択図】図1
Inventors
- 酒井 佑真
- 山本 大輔
Assignees
- 株式会社サンワード
Dates
- Publication Date
- 20260513
- Application Date
- 20260310
Claims (10)
- 毛材が植設される植毛穴を複数有する植毛台と、前記植毛台が配される基体とを備えたブラシであって、 前記基体は、 内部に流体が流通可能な流路が形成された筒形状を呈するとともに、 前記流路の一端に設けられ、前記流体が流出入可能な第1流出入部と、 前記流路の他端に設けられ、前記流体が流出入可能な第2流出入部と、 を備え、 前記植毛台は、中央の開口部が前記基体の前記流路と連通する環板形状を成し、前記基体の他端側に配され、 前記基体の他端側における軸線に向けて、前記植毛穴の穿孔方向を傾斜させることにより、複数の前記毛材を当該軸線に向かい収束させて配置したことを特徴とするブラシ。
- 前記流路は、前記第1流出入部側から前記第2流出入部側に向けて漸次拡径する形状を成していることを特徴とする請求項1に記載のブラシ。
- 前記植毛穴は、前記毛材の基端側を引き込むための貫通穴であることを特徴とする請求項1に記載のブラシ。
- 複数の第2毛材の基端側を長尺部材で挟み込んで成る長尺ブラシ体を更に備え、 前記長尺部材は、長手方向に湾曲変形可能であり、前記基体の外周面に着脱可能な着脱部を有し、 前記長尺ブラシ体は、前記外周面に前記着脱部を取り付けることにより、前記基体の周方向に巻装可能であることを特徴とする請求項1に記載のブラシ。
- 前記着脱部は、面ファスナであることを特徴とする請求項4に記載のブラシ。
- 前記基体は、 前記第1流出入部を含む第1基体と、 前記第2流出入部を含み、前記第1基体に対して着脱可能な第2基体と、 から構成されることを特徴とする請求項1に記載のブラシ。
- 複数の前記植毛穴は、前記植毛台に環状に一列に並んで形成されていることを特徴とする請求項1に記載のブラシ。
- 前記植毛穴は、前記毛材の基端側を引き込むための貫通穴であり、 複数の前記植毛穴は、前記植毛台に環状に一列に並んで形成されていることを特徴とする請求項2に記載のブラシ。
- 前記植毛穴は、前記毛材の基端側を引き込むための貫通穴であり、 複数の第2毛材の基端側を長尺部材で挟み込んで成る長尺ブラシ体を更に備え、 前記長尺部材は、長手方向に湾曲変形可能であり、前記基体の外周面に着脱可能な着脱部を有し、 前記長尺ブラシ体は、前記外周面に前記着脱部を取り付けることにより、前記基体の周方向に巻装可能であることを特徴とする請求項2に記載のブラシ。
- 前記着脱部は、面ファスナであり、 前記基体は、 前記第1流出入部を含む第1基体と、 前記第2流出入部を含み、前記第1基体に対して着脱可能な第2基体と、 から構成され、 複数の前記植毛穴は、前記植毛台に環状に一列に並んで形成されていることを特徴とする請求項9に記載のブラシ。
Description
本考案は、ブラシに関し、更に詳しくは、毛材が植設される植毛穴を複数有する植毛台と、植毛台が配される基体とを備えたブラシに関するものである。 従来、バキューム装置の吸引口もしくはエアガンの噴射口等(例えば、ノズル、以下、「エア流出入口」という)に取付可能なブラシとして、例えば、特許文献1に記載の横巻きチャンネルブラシが知られている。 特許文献1の横巻きチャンネルブラシは、チャンネルの一側片が内側で他側片が外側となるように少なくとも1回転半以上横巻き成形したものである。このようなブラシによれば、エア流出入口にコイル状のチャンネルを外挿(チャンネル内にエア流出入口を挿入)することにより、バキューム装置もしくはエアガン等(以下、「機器類」という)に容易に取り付けることが可能である。 実用新案登録第3123774号公報 本考案について、本考案による典型的な実施形態の非限定的な例を挙げ、言及された複数の図面を参照しつつ以下の詳細な記述にて更に説明するが、同様の参照符号は図面のいくつかの図を通して同様の部品を示す。 本考案の実施形態1に係るブラシの概要を示す側面図である。 図1のブラシを構成する基体および植毛台の側断面図である。 基体を構成する第1基体の底面図である。 基体を構成する第2基体およびこれに配される植毛台の底面図である。 植毛台に植設される毛材の植毛状態を示す要部拡大断面図である。 本考案の実施形態2に係るブラシの一部断面を示す側面図である。 図6のブラシから長尺ブラシ体を外した状態の側面図である。 図6のブラシを構成する長尺ブラシ体の斜視図である。 ここで示される事項は例示的なものおよび本考案の実施形態を例示的に説明するためのものであり、本考案の原理と概念的な特徴とを最も有効に且つ難なく理解できる説明であると思われるものを提供する目的で述べたものである。この点で、本考案の根本的な理解のために必要である程度以上に本考案の構造的な詳細を示すことを意図してはおらず、図面と合わせた説明によって本考案の幾つかの形態が実際にどのように具現化されるかを当業者に明らかにするものである。 <実施形態1> 以下、本考案の実施形態1に係るブラシ1について、図1~図5を参照しながら説明する。以下の説明において、図面を表側から見た状態における上方向を「上」、下方向を「下」と規定する。 本実施形態に係るブラシ1は、図1に示すように、基体10と、植毛台50とを備えている。このような基体10および植毛台50は、例えば、アディティブ・マニュファクチャリング又は成形により作製することが可能である。基体10および植毛台50に用いる材料は、特に限定はされず、例えば、金属製であっても良いが、軽量化の観点から、樹脂製であることが好ましい。 基体10は、機器類に取り付けるための部材である。本実施形態に係る基体10は、図1および図2に示すように、基体本体20と、機器類接続筒30と、機器類取付片40とを備えている。 基体本体20は、第1基体21と、第2基体26とを有する。詳しくは後述するが、第1基体21および第2基体26は、互いに着脱可能であり、組み付けられた状態で、内部にエアが流通可能な流路Fを有する円筒形状を成している。 第1基体21は、図1~図3に示すように、円筒形状を成し、上端に形成される第1開口21Aと、下端に形成される第2開口21Bと、環状溝部22とを有する。第1基体21の内部空間は、流路Fの一部を構成し、第1開口21Aから第2開口21Bに向けて漸次拡径する断面中空円錐台状に形成される。環状溝部22は、第1基体21の下端に形成され(図3参照)、後述する第2基体26の環状突部27と嵌合可能である。 第2基体26は、図1、図2および図4に示すように、円筒形状を成し、上端に形成される第1開口26Aと、下端に形成される第2開口26Bと、環状突部27とを有する。第2基体26の内部空間は、流路Fの一部を構成し、第1開口26Aから第2開口26Bに向けて漸次拡径する断面中空円錐台状に形成される。第1開口26Aの直径は、第1基体21の第2開口21Bの直径と略同一の大きさに形成されている。基体10の軸線A(図2参照)に対する第2基体26の内周面の傾斜勾配は、第1基体21の内周面と略同一の傾斜勾配に設定される。環状突部27は、第2基体26の上端に形成され(図2および図4参照)、第1基体21の環状溝部22と嵌合可能である。 このように構成された第1基体21および第2基体26は、環状溝部22と環状凸部27とを嵌合させることにより組み付けることが可能となっている。この状態で、第1基体21および第2基体26の各内周面は、連続面を形成し、第1基体21の第1開口21Aから第2基体26の第2開口26Bに向けて漸次拡径する断面中空円錐台形状を成すように構成される。 機器類接続筒30は、図1および図2に示すように、機器類のエア流出入口(例えば、「ノズル」)に内挿又は外挿される部分である。以下においては、説明の便宜上、機器類接続筒30が、機器類のエア流出入口に外挿(機器類接続筒30に機器類のエア流出入口が挿入)される部分であることを前提として説明する。 機器類接続筒30は、円筒形状を成し、先端開口30Aを有している。先端開口30Aは機器類接続筒30の上端に形成され、機器類のエア流出入口に外挿される取付口として機能する。機器類接続筒30の内径は、第1基体21の第1開口21Aの直径と略同一の大きさに形成される。すなわち、先端開口30Aから第1開口21Aにかけて同径の円形孔を有している。機器類接続筒30は、第1基体21の上端から突出するように設けられ、流路Fの一部を構成する。 機器類取付片40は、機器類のエア流出入口に取り付けられた基体10の取付状態を維持する際に用いられる部分である。本実施形態に係る機器類取付片40は、板形状を成し、穴部40Aを有する。機器類取付片40は、第1基体21の上端から突設され、機器類接続筒30の両側に一対配置されている。 このように構成された基体10の機器類への取り付けは、例えば、機器類のエア流出入口に機器類接続筒30を外挿した後、機器類取付片40の穴部40Aにゴムバンド等の結束具を挿通し、これを機器類に結束等することにより行うことが可能である。なお、本実施形態では、機器類との取付状態を維持するために用いられる部分として、一対の機器類取付片40,40を示したが、機器類のエア流出入口の形状等に応じて、適宜変更することが可能である。このような変更例としては、例えば、穴部40Aを省略して機器類取付片40の外形形状を鉤状に形成したり、機器類取付片40の数を1個又は3個以上としたりすることが考えられる。また、図1および図2において、第1基体21の上端を、断面円錐台状に形成したものを示したが、機器類取付片40と同様に、機器類のノズルの形状等に応じて、他の形状、例えば、平坦状に形成することも可能である。 植毛台50は、図1、図2、図4および図5に示すように、毛材B1を植設するための部材であり、円形の開口部50Aを有する環板形状を成している。植毛台50は、その外径が第2基体26の外径と略同一の大きさに形成され、第2基体26の下端に連結されている。植毛台50は、本実施形態において、第2基体26と一体成形されている(図2参照)。 植毛台50には、毛材B1が植設される植毛穴51が、環状に一列に並び、所定の間隔を空けて複数(本実施形態では、12個)形成されている(図3参照)。 植毛穴51は、基体10の軸線Aの方向に貫通する貫通穴であり、大径穴部51Aと、大径穴部51Aよりも小径の小径穴部51Bとを有する(図5参照)。大径穴部51Aは、植毛台50の下端側で開口する穴部である。小径穴部51Bは、植毛台50の上端側で開口する穴部であり、大径穴部51Aに連続して設けられている。 具体的には、本実施形態に係る植毛穴51は、基体10の第2基体26側における軸線Aに向けて、穿孔方向を傾斜させて形成されている。基体10の軸線Aに対する植毛穴51の中心線Cの傾斜角θ(図2において軸線Aと平行な線に対して傾斜角θを示す)は、毛材B1の長さ等に応じて、例えば、「5度」の角度に設定することができる。本実施形態では、植毛穴51が傾斜して形成されているため、複数の植毛穴51に毛材B1を植毛すると、毛材B1の先端側をいわば強制的且つ自動的に軸線Aに向けて収束させることが可能になっている(図1参照)。 毛材B1は、図5に示すように、植毛台50に引き込んで植毛する引き込み植毛を用いて植毛される。具体的に、毛材B1は、以下の(1)~(3)の手順で植毛台50に植毛される。 (1)先ず、植毛穴51の小径穴部51B側から大径穴部51A側に向かって結束糸Tを挿通する。 (2)次に、互いに同じ長さになるよう二つ折りにして結束させた毛材B1の束(毛材束)の根本部分に結束糸Tを通す。 (3)その後、結束糸Tを植毛穴51の小径穴部51B側に引っ張りながら、毛材B1の束(毛材束)を植毛穴51に引き込む。 また、毛材B1は、一本の結束糸Tを用いて、複数の植毛穴51に順次植毛されるように構成されている。このため、結束糸Tは、全ての植毛穴51に毛材B1が植毛された状態では、植毛台50の上端側(小径穴部51B側)において、隣接する植毛穴51の間をつたうように配置される。 毛材B1に用いる材料としては、特に限定されるものではなく、例えば、化学繊維(ポリエチレン、ナイロン、ポリプロピレン等)、動物繊維、植物繊維、金属繊維を用いることができる。また、毛材B1の長さや色は、特に限定されるものではない。例えば、植毛台50の下端の領域全体において、同じ長さもしくは色の毛材B1を植毛しても良く、植毛台50の下端を半分の領域に分けて、各々の領域ごとに異なる色の毛材B1を植毛しても良い。なお、本実施形態では、毛材B1を、引き込み植毛を用いて植毛台50に植毛したが、他の植毛手法、例えば、接着剤などを使用して植え込む手法(植え込み植毛)を用いて植毛台50に植毛しても良い。この場合、植毛穴51は、貫通穴とする必要はなく、凹状の穴(非貫通穴)とすることも可能である。 以上より、本実施形態に係るブラシ1によると、基体10の下端側(第2基体26の第2開口26B側)に配され、中央の開口部50Aが基体10の流路Fと連通する環板形状を成す植毛台50を備え、基体10の下端側における軸線Aに向けて、植毛穴51の穿孔方向を傾斜させることにより、複数の毛材B1が軸線Aに向かい収束させて配置されている。このような構成により、複数の毛材B1を先窄まりとなるように配することができ、基体10の下端側と毛材B1の先端側との間にエアが流通可能な空間を形成することができる。すなわち、植毛台50に配設された毛材B1の上端と下端の間にエアを流通させる空間が形成されることになる。その結果、本実施形態に係るブラシ1では、毛材B1の先端部分において、エアの吸引力又は噴射力を効果的に作用させることが可能である。従って、本実施形態に係るブラシ1によれば、簡易な構成でありながらも、エアの吸引力又は噴射力が大きい箇所で掃くことが可能なため、被清掃面を効率よく清掃できる。 また、本実施形態に係るブラシ1によると、流路Fが、基体10の上端側(第1基体21の第1開口21A側)から下端側(第2基体26の第2開口26B側)に向けて漸次拡径する形状を成している。このような構成により、流路F内において、エアの流れを乱流状態にすることなく、エアを円滑に流通させることが可能である。従って、本実施形態に係るブラシ1によれば、毛材B1の先端部分において、