Search

JP-3255812-U - 生理用吸収性物品

JP3255812UJP 3255812 UJP3255812 UJP 3255812UJP-3255812-U

Abstract

【課題】長時間にわたって良好な着用感を安定して維持することが可能な生理用吸収性物品を提供する。 【解決手段】生理用吸収性物品1は、吸収体4の周囲から外方に延出するフラップ部9を備える。フラップ部の外縁は、横方向外側に膨出する中間膨出部91と、吸収体から離れる方向に膨出する前方膨出部92及び後方膨出部93と、吸収体に近接する前方境界部94及び後方境界部95と、を有する。吸収性コア7は、相互に交絡した複数の繊維塊を含む繊維塊存在領域70と、コア前方領域と、コア後方領域と、を有する。コア前方領域及びコア後方領域各々は、吸水性繊維の坪量が周囲よりも低く縦方向に線状に延びる複数の縦低坪量部を有し、かつ、縦低坪量部と交差する方向に線状に延びる低坪量部を有さない。繊維塊存在領域は、低坪量部を有さない。 【選択図】図1

Inventors

  • 内山 裕美
  • 金子 将也
  • 糸井 奈美江
  • 村井 淳
  • 湯山 暁

Assignees

  • 花王株式会社

Dates

Publication Date
20260513
Application Date
20260311

Claims (5)

  1. 吸水性繊維を含む吸収性コアを有する吸収体と、前記吸収体の肌側に配置された表面シートと、前記吸収体の非肌側に配置された裏面シートと、を備え、着用者の前後方向に対応する縦方向、該縦方向に直交し着用者の左右方向に対応する横方向、及び該縦方向及び該横方向に直交する厚み方向を有する生理用吸収性物品であって、 前記縦方向に関して、着用者の膣口と対向する領域を含む中間領域と、前記中間領域よりも前記縦方向前方に位置する前方領域と、前記中間領域よりも前記縦方向後方に位置する後方領域と、に区分され、 前記厚み方向から見た平面視において前記吸収体の周囲から外方に延出するフラップ部をさらに備え、 前記フラップ部の外縁は、 前記中間領域に位置し、前記横方向外側に膨出する一対の中間膨出部と、 前記中間膨出部の前記縦方向前方に位置し、前記吸収体から離れる方向に膨出する一対の前方膨出部と、 前記中間膨出部の前記縦方向後方に位置し、前記吸収体から離れる方向に膨出する一対の後方膨出部と、 前記中間膨出部と前記前方膨出部との境界部に位置し、前記吸収体に近接する一対の前方境界部と、 前記中間膨出部と前記後方膨出部との境界部に位置し、前記吸収体に近接する一対の後方境界部と、を有し、 前記吸収性コアは、 相互に交絡した複数の繊維塊を含み、前記中間領域に位置する繊維塊存在領域と、 前記繊維塊存在領域よりも前記縦方向前方に位置するコア前方領域と、 前記繊維塊存在領域よりも前記縦方向後方に位置するコア後方領域と、を有し、 前記コア前方領域及び前記コア後方領域は、各領域内において、 前記吸水性繊維の坪量が周囲よりも低く前記縦方向に線状に延びる複数の縦低坪量部を有し、かつ、 前記吸水性繊維の坪量が周囲よりも低く前記縦低坪量部と交差する方向に線状に延びる低坪量部を有さず、 前記繊維塊存在領域は、 前記吸水性繊維の坪量が周囲よりも低く線状に延びる低坪量部を有さない 生理用吸収性物品。
  2. 前記繊維塊存在領域を前記厚み方向に2等分して肌側領域と非肌側領域とに区分した場合に、 前記非肌側領域における、前記吸水性繊維と前記繊維塊の合計質量に対する前記繊維塊の質量の比率は、前記肌側領域における前記比率よりも高い 請求項1に記載の生理用吸収性物品。
  3. 前記フラップ部は、 前記中間膨出部によって外縁を構成された、前記横方向外側に延出する一対のウイング部をさらに有し、 前記ウイング部は、非肌対向面に配置された、下着に固定するための固定部を有し、 前記繊維塊存在領域の最も前記縦方向前方に位置する前端部は、前記前方境界部よりも前記縦方向後方に位置し、 前記繊維塊存在領域の最も前記縦方向後方に位置する後端部は、前記後方境界部よりも前記縦方向前方に位置する 請求項1又は2に記載の生理用吸収性物品。
  4. 前記後方膨出部は、前記横方向外側に凸状に湾曲した後方外凸部を有しており、 前記フラップ部の前記外縁は、前記後方外凸部の最も前記横方向外側に位置する頂部から、前記フラップ部において最も前記縦方向後方に位置するフラップ後端部まで延びる一対のフラップテーパ部をさらに有し、 前記一対のフラップテーパ部は、 前記後方外凸部の前記縦方向後方から前記フラップ後端部に向かって、前記横方向における間隔が漸減する 請求項1又は2に記載の生理用吸収性物品。
  5. 前記コア後方領域は、 前記吸収性コアにおいて最も前記縦方向後方に位置するコア後端部を含み、前記縦方向前方から前記コア後端部に向かって前記横方向における寸法が漸減するコアテーパ部を有し、 前記コアテーパ部は、前記横方向内側に凸状に湾曲する外縁であるコア内凸部を有する 請求項1又は2に記載の生理用吸収性物品。

Description

本考案は、生理用ナプキン等の生理用吸収性物品に関する。 生理用ナプキン等の生理用吸収性物品は、一般に、吸収性コアを有する吸収体と、吸収体の肌側に配置された表面シートと、吸収体の非肌側に配置された裏面シートと、を備える。経血の吸収の主体となる吸収性コアは、例えば、パルプ繊維等の吸水性繊維41や吸水性ポリマー等の吸収性材料を含む。 生理用吸収性物品は、着用者の肌に密着して用いられるため、フィット性などの着用感が重要となる。そこで、特許文献1及び2には、吸収性コアの圧縮回復性を高めて着用感を向上させる観点から、合成繊維を含む繊維塊と、吸水性繊維とを含有する吸収性コアを備えた吸収性物品が開示されている。 特開2020-163005号公報特開2020-188919号公報 本考案の第1実施形態に係る生理用吸収性物品を示す平面図である。上記生理用吸収性物品を示す断面図であり、図1のII-II線で切断した断面を示す図である。上記生理用吸収性物品を示す断面図であり、図1のIII-III線で切断した断面を示す図である。上記生理用吸収性物品の吸収性コアを示す平面図である。上記生理用吸収性物品の要部を拡大した平面図である。上記吸収性コアの要部を拡大した平面図である。本考案の第2実施形態に係る生理用吸収性物品を示す平面図である。本考案の第3実施形態に係る生理用吸収性物品を示す平面図である。 以下、図面を参照しながら、本考案の実施形態を説明する。 <第1実施形態> [ナプキン(生理用吸収性物品)の全体構成] 本考案の第1実施形態に係る生理用吸収性物品1は、生理用ナプキンとして構成され、以下、ナプキン1と称する。ナプキン1は、図1に示すように、着用者の前後方向に対応する縦方向Xと、着用者の左右方向に対応し縦方向Xに直交する横方向Yとを有する。さらに、ナプキン1は、縦方向X及び横方向Yの双方に直交する厚み方向Zを有する。ナプキン1は、例えば、ナプキン1を横方向Yに2等分する縦中心線CLに関して線対称(左右対称)に構成され得る。 本明細書において、「横方向Y内側」とは、縦中心線CLに近づく側を意味する。「横方向Y外側」とは、縦中心線CLから遠ざかる側を意味する。本明細書において、「縦方向X前方」とは、縦方向Xにおける前方、つまり着用者の腹側に向かう方向を意味する。「縦方向X後方」とは、縦方向Xにおける後方、つまり着用者の背側に向かう方向を意味する。本明細書において、厚み方向Zにおける肌側とは、ナプキン1の着用時に着用者側に配置される側を意味する。厚み方向Zにおける非肌側とは、ナプキン1の着用時に着衣側に配置される側を意味する。本明細書において、「平面視」とは、厚み方向Zから見た平面視を意味する。 図1に示すように、ナプキン1は、縦方向Xに関して、着用者の膣口と対向する領域を含む中間領域Cと、中間領域Cよりも縦方向X前方に位置する前方領域Fと、中間領域Cよりも縦方向X後方に位置する後方領域Rと、に区分される。本実施形態において、中間領域Cの縦方向Xにおける範囲は、後述する中間膨出部91の縦方向Xにおける範囲と一致する。 図2に示すように、ナプキン1は、吸収体4と、表面シート2と、裏面シート3と、を備える。図2に示す例において、ナプキン1は、裏面シート3、吸収体4、及び表面シート2がこの順に厚み方向Zに積層された構成を有する。これらの各部材は、例えば、接着剤やヒートシール等によって適宜接合されている。 吸収体4は、肌側から経血等の体液を吸収して保持する。本実施形態において、吸収体4は、吸収性コア7と、コアラップシート8と、を有する。吸収性コア7は、経血等の吸収の主体となる部分である。コアラップシート8は、吸収性コア7を被覆し、例えば吸収性コア7の形状を保持する機能等を有する。また、吸収性コア7は非肌側と肌側の少なくとも一方を2枚以上のコアラップシート8で被覆することが、吸収性コア7の形状保持の観点からより好ましい。特に、後述する繊維塊層44の非肌側に2枚のコアラップシート8が配されていることが、着用時における繊維塊層44の形状安定性に寄与するので好ましい。コアラップシート8は、例えば薄く柔らかい吸収紙や液透過性の不織布等で構成され、香料、消臭剤、抗菌剤などの機能剤が添加されていてもよい。なお、吸収性コア7の構成については、後述する。 表面シート2は、吸収体4の肌側に配置され、例えば不織布等の液透過性のシート材として構成される。液透過性のシート材は、生理用吸収性物品の表面シートとして使用可能なシート材であれば特に限定されない。例えば、表面シート2は、ポリエチレンやポリプロピレン等のポリオレフィン樹脂、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル樹脂等を含んでいてもよい。また、表面シート2は、コットン繊維等の天然繊維を含んでいてもよい。 裏面シート3は、吸収体4の非肌側に配置される。裏面シート3は、経血の漏れを抑制する観点から、例えば、液難透過性及び/又は撥水性等の機能を有するシート材で構成されることが好ましい。このようなシート材としては、例えば熱可塑性樹脂のフィルムや、当該フィルムと不織布との積層シート等が挙げられる。さらに、裏面シート3は、装着快適性を高める観点から、通気性及び/又は透湿性を有することが好ましい。 裏面シート3の非肌対向面3aには、例えば、ナプキン1を下着に固定するための本体固定部6aが設けられている。本体固定部6aは、平面視において吸収体4の少なくとも一部と重なる位置に配置される。ナプキン1では、横方向Yに延びる複数条の本体固定部6aが、縦方向Xに間欠的に配置されており、本体固定部6aの横方向Yの長さが、吸収体4の前端近傍及び後端近傍ではコア中間領域7Cよりも短くなっている。本体固定部6aは、例えば、粘着剤、感圧性接着剤、フック材などで構成され得る。なお、後述するように、ナプキン1はウイング部Wを有しており、ウイング部Wの非肌対向面3aにも固定部が設けられていてもよい。 図2に示す例において、ナプキン1は、横方向Y側部の防漏性を高める等の観点から、一対のサイドシート5をさらに備えることが好ましい。一対のサイドシート5は、表面シート2の横方向Y外側に配置される。サイドシート5の材料としては、表面シート2よりも親水性が小さいシート材が好ましく、具体的には、表面シート2よりも親水性の低い不織布、フィルム、及び不織布とフィルムとの積層シート等が挙げられる。 [フラップ部の構成] 本実施形態において、ナプキン1は、フラップ部9をさらに備える。フラップ部9は、平面視において吸収体4の周囲に延出する部分である。フラップ部9は、裏面シート3、表面シート2及びサイドシート5のうちの1種又は2種以上で構成されており、例えば、裏面シート3及び表面シート2の積層体、又は裏面シート3及びサイドシート5の積層体で構成される。フラップ部9を構成する複数のシート材は、接着剤、熱又は音波による融着等によって相互に接合されている。 フラップ部9の外縁9eは、着用時における捻じれ、ヨレやシワといった好ましくない変形を抑制する観点から、一対の中間膨出部91と、一対の前方膨出部92と、一対の後方膨出部93と、一対の前方境界部94と、一対の後方境界部95と、を有する。 中間膨出部91は、中間領域Cに位置し、横方向Y外側に膨出する。本実施形態では、縦方向Xにおける中間膨出部91の形成範囲が、中間領域Cとなり得る。中間膨出部91の縦方向X前方の端部は、前方境界部94と連接されており、後方の端部は、後方境界部95と連接されている。「中間膨出部91が横方向Y外側に膨出する」とは、起点となる前方境界部94と後方境界部95とを結ぶ仮想的な直線を引いた場合に、当該直線よりも横方向Y外側に膨出することをいう。中間膨出部91は、本実施形態において、後述するウイング部Wの外縁となり得る。図1に示すナプキン1においては、中間領域Cにおける中間膨出部91は、縦方向X中央に位置し横方向Y外側に凸の曲線で形成された中間外凸部91Cと、その前後それぞれに位置し横方向Yの内側に凸の曲線で形成された第1及び第2中間内凸部91A、91Bと、を有する。なお、中間膨出部91は、中間外凸部91Cを備えていればよく、第1中間内凸部91A及び第2中間内凸部91Bの一方又は双方の代わりに直線で形成される中間直線部を有していても良い。この場合、中間直線部と前方膨出部92、後方膨出部93との連接部が前方境界部94、後方境界部95となる。 前方膨出部92は、中間膨出部91の縦方向X前方に位置し、吸収体4から離れる方向に膨出する。なお、本明細書で「吸収体4から離れる方向」とは、吸収体4の横方向Y外側に位置する外縁9eであれば横方向Yに平行に引いた同一仮想線上の位置において、また、吸収体4よりも縦方向X端部側の外縁9eであれば縦方向Xに平行に引いた同一仮想線上の位置において、フラップ部9の外縁9eが吸収体4の縁の延びる方向(接線方向)に対して外側へ凸に膨出する形状を有していればよく、フラップ部9の外縁9eと吸収体4の外縁との距離が、ナプキン1の中間領域C側から縦方向X端部側に向かって大きくなることが好ましい。例えば、前方膨出部92の縦方向X前方の外縁9eは縦方向X外方へ凸の曲線で構成され、その端部はフラップ前端部9aであり、前方膨出部92の後方の端部は、前方境界部94と連接されている。 後方膨出部93は、中間膨出部91の縦方向X後方に位置し、吸収体4から離れる方向に膨出する。例えば、ナプキン1において、後方膨出部93の縦方向X前方の外縁9eは縦方向X内方へ凸の曲線で構成された後方連接部93Aであり、その端部は、後方境界部95と連接されている。後方連接部93Aの後端部は、横方向Y外側に凸の曲線で形成された後方外凸部93Bと連接されている。図示の例において、後方膨出部93の縦方向X後方の端部は、例えば後述するフラップ内凸部97の前端部と連接されている。 前方境界部94は、中間膨出部91と前方膨出部92との境界部に位置し、吸収体4と近接する。つまり、ナプキン1において、前方境界部94は、中間膨出部91と前方膨出部92との境界部において、吸収体4との横方向Yの距離が最も狭くなる部位である。具体的に、前方境界部94は、中間膨出部91の第1中間内凸部91Aと前方膨出部92を構成する曲線との間の屈曲部、又はこれらの曲線間を接続する曲線部若しくは短い直線部の一部であり得る。図1に示す例において、前方境界部94は、横方向Y内側及び縦方向X後方に向かって緩やかな凸状に湾曲する曲線部分のうち、吸収体4との横方向Yの距離が最も狭くなる部位である。 後方境界部95は、中間膨出部91と後方膨出部93との境界部に位置し、吸収体4と近接する。つまり、ナプキン1において、後方境界部95は、中間膨出部91と後方膨出部93との境界部において、吸収体4との横方向Yの距離が最も狭くなる部位である。具体的に、後方境界部95は、中間膨出部91の第2中間内凸部91Bと後方膨出部93の後方連接部93Aとの間の屈曲部、又はこれらの曲線間を接続する曲線部若しくは短い直線部の一部であり得る。図1に示す例において、後方境界部95は、横方向Y内側に向かって凸状に湾曲する曲線部分のうち、吸収体4との横方向Yの距離が最も狭くなる部位である。 上記構成のフラップ部9は、前方境界部94及び後方境界部95において局所的に吸収体4に近接することから、例えば、前方領域F及び/又は後方領域Rに捻じれるような外力や圧縮力などが加わった場合、前方境界部94及び/又は後方境界部95が変形の起点となり得る。このため、変形の影響が前方領域F及び後方領域Rに限局化され、中間領域C側へ当該影響が及ぶことを抑制できる。さらに、本実施形態のナプキン1は、中間領域Cにおける高いフィット性を維持する観点から、以下の