JP-7855225-B2 - 端面板に回転安定化部材を設けた鋼管杭
Inventors
- 榎本隆彦
Assignees
- 株式会社シグマベース
Dates
- Publication Date
- 20260508
- Application Date
- 20220610
Claims (6)
- 鋼管からなる軸部の先端に回転により推進力を発揮する先端部材が固定された回転圧入工法により地盤に設置される鋼管杭であって、 前記先端部材は、前記軸部の先端面に固定される 端面板を備え、 前記端面板は、 前記 軸部の外周面 から軸方向に垂直な方向に半径方向 外側 に延びる 鍔部 と、 前記端面板の直径方向の片側で前記鍔部から 互いに上下逆向きに傾斜し て延びる上向き傾斜部及び下向き 傾斜面部 と を有し 、 前記鍔部及び前記 下向き傾斜面部の 下 面に、 前記 端面板を安定した水平姿勢で回転させるための回転安定化部材を固定してなり、 前記回転安定化部材は、 前記 端面板の弧状外縁と平行に 前記鍔部の下面から前記下向き傾斜面部の下面まで延びる とともに、 前記 下向き傾斜面部の先端より突出して鋭角をなす鋭角先端部を有することを特徴とする鋼管杭。
- 前記下向き傾斜面部 は、 上面側がテーパをなす鋭角 先端部を有する ことを特徴とする請求項1 に 記載の鋼管杭。
- 前記端面板の下面における、 前記 端面板 の 中心を挟んで前記回転安定化部材と反対側に、 前記 端面板の回転安定の補助機能を果たすための 少なくとも1つの ブロックを固定したことを特徴とする請求項1又は2 に 記載の鋼管杭。
- 前記少なくとも1つのブロックは、前記下向き傾斜部の幅方向中心線を挟んで対称に配置される一対のブロックを含むことを特徴とする請求項3に記載の鋼管杭。
- 前記回転安定化部材を、 前記 端面板の半径方向の複数個所に並べて設けたことを特徴とする請求項1 又は2 に記載の鋼管杭。
- 前記端面板の下面中央に垂直に固定された、先端の尖った板状の掘削刃を備えたことを特徴とする請求項1 又は2 に記載の鋼管杭。
Description
この発明は、杭本体である鋼管を回転圧入することにより地盤に貫入させる回転圧入工法に用いられる鋼管杭に関し、特に、杭本体である鋼管の下端に固定される端面板を備えた先端部材に関する。 この種の鋼管杭として図7に示した引用文献1の鋼管杭がある。引用文献1中の符号を付して説明すると、この鋼管杭は鋼管杭の軸部である鋼管5の先端面に、互いに上下逆向きに傾斜した傾斜面部13、15を有する端面板(特許文献1では鋼製翼)3を溶接固定している。この鋼管杭において、鋼管を回転圧入する際に鋼管の回転により、上下逆向きに傾斜した傾斜面部13、15が推進力を発揮する。 この端面板は、素材の円板に切り込みを入れ、所定範囲を扇形状に切除し、切除した部分の両側に互いに上下逆向きに傾斜した傾斜面部13、15を形成して製作することができる。 特許文献1の端面板3は、上下逆向き傾斜の傾斜面部13、15を端面板3の直径方向の片側に設けているが、上下逆向き傾斜の傾斜面部13、15を端面板3の直径方向両側に設ける場合もある。 特開2010-281205 本発明の一実施例の鋼管杭の下端部近傍を示すもので、(イ)は正面図、(ロ)は(イ)のA-A断面による平面図である。図1の鋼管杭の底面図(図1(ロ)を下面側から見た図)である。(イ)は本発明の作用を説明し易いように図2を右側に角度αだけ回転させて示した図、(ロ)は(イ)のB矢視図、(ハ)は(イ)のC矢視図である。本発明の作用を説明し易いように、図3(ロ)を上下反転させかつ拡大して示した図である(なお、図1(ロ)におけるD矢視図では図4と左右反対になるが、説明し易いように図3(ロ)を単に反転させた図とした)。本発明の要部である回転安定化部材15を説明する図であり、(イ)、(ロ)は板材から切り出して先端を鋭角(角度β(図示例では20°))にした平板段階のもので、(イ)は平面図、(ロ)は側面図である。(ハ)は角度βの傾斜を付けて回転安定化部材15にした状態の側面図である。長さの異なる2つの回転安定化部材を端面板の半径方向の2個所に並べて設けた実施例を示す図である。従来の鋼管杭(特許文献1)の下端部近傍を示す図である。 以下、本発明の鋼管杭を実施するための形態について、図面を参照して説明する。