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JP-7855678-B2 - バッテリ制御方法及びバッテリ制御装置

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Inventors

  • 谷口 育宏
  • 吉岡 禎明
  • 小川 宏士

Assignees

  • 日産自動車株式会社
  • 三菱自動車工業株式会社

Dates

Publication Date
20260508
Application Date
20220328

Claims (18)

  1. プロセッサにより実行される、複数のセルを含むバッテリの制御方法であって、 前記プロセッサは、 前記複数のセルの電圧をそれぞれ検出し、 前 記複数のセルの各検出電圧の中から、前記複数のセルの最高電圧を特定し、 前記バッテリのうち走行風の当たる部分に配置された前記セルの検出電圧から、前記複数のセルの最低電圧を特定し、 前記 最高電圧 前記 最低電圧との電圧差を算出し、 前記電圧差が所定の第1電圧差閾値以上である場合には、前記バッテリの出力制限を実 行す るバッテリ制御方法。
  2. 請求項1に記載のバッテリ制御方法において、 前記出力制限の実行中における前記電圧差が前記第1電圧差閾値よりも低い第2電圧差閾値未満であり、かつ、前記バッテリを備えた移動体の車速が所定の車速閾値以下となった場合に、前記出力制限を解除するバッテリ制御方法。
  3. 請求項1又は2に記載のバッテリ制御方法において、 前記複数のセルのSOCをそれぞれ測定し、 測定されたSOCに基づき、前記複数のセルの平均SOCと最低SOCとのSOC差を算出し、 SOC差が所定のSOC差閾値以上である場合には、前記バッテリの出力制限を実行するバッテリ制御方法。
  4. 請求項1~3のいずれか一項に記載のバッテリ制御方法において、 前記バッテリにおける複数の検出点で温度を検出し、 検出された温度に基づき、前記複数のセルの最高温度と最低温度との温度差を算出し、 前記温度差が所定の温度差閾値以上である場合には、前記バッテリの出力制限を実行するバッテリ制御方法。
  5. 請求項1~4のいずれか一項に記載のバッテリ制御方法において、 前記電圧差が大きい程、前記バッテリの出力制限の制限量を大きくするバッテリ制御方法。
  6. 請求項1~5のいずれか一項に記載のバッテリ制御方法において、 前記バッテリのSOCを算出し、 算出されたSOCが所定の下限SOC以下である場合には、前記バッテリの出力制限を実行し、 前記電圧差が前記第1電圧差閾値以上である場合に実行される前記出力制限の第1制限量は、算出されたSOCが所定の下限SOC以下である場合に実行される前記出力制限の第2制限量より小さいバッテリ制御方法。
  7. 請求項1記載のバッテリ制御方法において、 バッテリのうち走行風の当たる部分は、車両の前方に位置するバッテリ制御方法。
  8. 請求項1~7のいずれか一項に記載のバッテリ制御方法において、 車両の前方に配置された前記セルの電圧を、前記最低電圧とするバッテリ制御方法。
  9. 請求項1~7のいずれか一項に記載のバッテリ制御方法において、 前記複数のセルのうち特定のセルを、前記最低電圧を測定するための対象とするバッテリ制御方法。
  10. 複数のセルを含むバッテリと、 前記バッテリの出力を制御するコントローラとを備え、 前記コントローラは、 前記複数のセルの電圧をそれぞれ検出し、 前記複数のセルの各検出電圧の中から、前記複数のセルの最高電圧を特定し、 前記バッテリのうち走行風の当たる部分に配置された前記セルの検出電圧から、前記複数のセルの最低電圧を特定し、 前記 最高電圧と 前記 最低電圧との電圧差を算出し、 前記電圧差が所定の第1電圧差閾値以上である場合には、前記バッテリの出力制限を実 行す るバッテリ制御装置。
  11. 請求項10に記載のバッテリ制御装置において、 前記コントローラは、 前記出力制限の実行中における前記電圧差が前記第1電圧差閾値よりも低い第2電圧差閾値未満であり、かつ、前記バッテリを備えた移動体の車速が所定の車速閾値以下となった場合に、前記出力制限を解除するバッテリ制御装置。
  12. 請求項10又は11に記載のバッテリ制御装置において、 前記コントローラは、 前記複数のセルのSOCをそれぞれ測定し、 測定されたSOCに基づき、前記複数のセルの平均SOCと最低SOCとのSOC差を算出し、 SOC差が所定のSOC差閾値以上である場合には、前記バッテリの出力制限を実行するバッテリ制御装置。
  13. 請求項10~12のいずれか一項に記載のバッテリ制御装置において、 前記コントローラは、 前記バッテリにおける複数の検出点で温度を検出し、 検出された温度に基づき、前記複数のセルの最高温度と最低温度との温度差を算出し、 前記温度差が所定の温度差閾値以上である場合には、前記バッテリの出力制限を実行するバッテリ制御装置。
  14. 請求項10~13のいずれか一項に記載のバッテリ制御装置であって、 前記コントローラは、 前記電圧差が大きい程、前記バッテリの出力制限の制限量を大きくするバッテリ制御装置。
  15. 請求項10~14のいずれか一項に記載のバッテリ制御装置であって、 前記コントローラは、 前記バッテリのSOCを算出し、 算出されたSOCが所定の下限SOC以下である場合には、前記バッテリの出力制限を実行し、 前記電圧差が前記第1電圧差閾値以上である場合に実行される前記出力制限の第1制限量は、算出されたSOCが所定の下限SOC以下である場合に実行される前記出力制限の第2制限量より小さいバッテリ制御装置。
  16. 請求項10記載のバッテリ制御装置において、 バッテリのうち走行風の当たる部分は、車両の前方に位置するバッテリ制御装置。
  17. 請求項10~16のいずれか一項に記載のバッテリ制御装置において、 車両の前方に配置された前記セルの電圧を、前記最低電圧とするバッテリ制御装置。
  18. 請求項10~16のいずれか一項に記載のバッテリ制御装置において、 前記複数のセルのうち特定のセルを、前記最低電圧を測定するための対象とするバッテリ制御装置。

Description

本発明は、バッテリ制御方法及びバッテリ制御装置に関するものである。 従来より、組電池を構成する単電池に接続され、単電池の電圧を検出する複数の第1の電圧検出手段と、組電池の総電圧を検出する第2の電圧検出手段と、単電池の電圧又は組電池の総電圧のいずれか一方を選択し、選択された電圧に応じて組電池の電力を制御する制御手段とを備えた組電池制御装置が知られている(例えば特許文献1)。特許文献1記載の組電池制御装置は、バッテリ3の総電圧から算出される平均電圧(V1)と各単電池の最低電圧(V2)との電圧差を算出し、電圧差が閾値(C1)より大きい場合には、最低電圧(V2)を選択して、選択された最低電圧(V2)に応じて過放電を防止するための出力制限を実行する。 特開2010-226792号公報 図1は、本発明の一実施の形態に係るバッテリ制御システムのブロック図である。図2は車両の側面図である。図3はLBC及び車両コントローラの制御フローを示すフローチャートである。図4はバッテリの電圧特性(а)とSOC特性(b)を示すグラフである。図5は、本発明の他の実施形態における、出力制限用閾値と制限値との関係を示すグラフである。図6はLBC及び車両コントローラの制御フローを示すフローチャートである。 ≪第1実施形態≫ 以下、本発明に係るバッテリ制御方法及びバッテリ制御装置の一実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施の形態に係るバッテリ制御システムのブロック図である。バッテリ制御システムは、複数のセル(電池)1を含むバッテリ3と、インバータ2と、リレースイッチ4と、モータ5と、総電圧センサ6と、電流センサ7と、温度センサ8と、リチウムイオンバッテリコントローラ(LBC)100と、車両コントローラ200を備えている。少なくともバッテリコントローラ100及び車両コントローラ200を含む装置が本発明の「バッテリ制御装置」に相当し、バッテリコントローラ100及び車両コントローラ200で実行される制御処理が本発明の「バッテリ制御方法」に相当する。 バッテリ3は、直列接続されたn個(nは任意の正の整数、図1に示す例ではn=4)のセル(電池)1を1単位とする電池モジュールM1、M2、M3を有している。セル1には、例えばリチウムイオン電池が使用される。バッテリ3は、車両外部の充電装置により充電可能な二次電池であり、充電ケーブルが車両に接続されることで、バッテリ3は、充電可能な状態で車両外部の充電装置に電気的に接続される。またバッテリ3は、インバータ2を介してモータ5に接続されており、モータ5の力行時にはバッテリ3は放電し、モータ5の回生時にはバッテリ3は充電する。なお、電池モジュールの数は3個に限らず、1個、2個、又は4個以上であってもよい。 3つの電池モジュールM1~M3は直列に接続され、その両端に電気自動車等のモータ5が、インバータ2を介して接続されている。インバータ2は、バッテリ3とモータ5の間で電力を変換する電力変換回路である。 リレースイッチ4は、ON、OFF操作により、主電源のON・OFFを行い、バッテリ3とモータ5及びインバータ2の間に接続される。 総電圧センサ6は、バッテリ3の両極の端子間に接続され、バッテリ3の電圧を検出するセンサである。電流センサ7は、バッテリ3とインバータ2の間に接続され、バッテリ3から出力される電流を検出する。温度センサ8は、バッテリ3に備え付けられ、バッテリ3の温度を検出する。なお、温度センサ8は、バッテリ3の複数個所に設けられており、複数の温度センサの検出値の平均温度を、バッテリ3の検出温度とする。総電圧センサ6、電流センサ7、及び温度センサ8は、バッテリコントローラ100及び/又は車両コントローラ200からの指令に応じて、バッテリ3の総電圧、電流、温度を検出し、検出結果をバッテリコントローラ100及び/又は車両コントローラ200へ送信する。 バッテリコントローラ100は、バッテリ3の状態管理及びバッテリ3の充放電制御を行うコントローラ(プロセッサ)であり、セルコントローラCC1、CC2、CC3と、フォトカプラPC1、PC2と、バッテリコントローラ(CPU)10とを備える。3個のセルコントローラCC1、CC2、CC3は、対応する電池モジュールM1、M2、M3の電池容量(具体的には各単電池の電圧VC1~VC4)を監視している。各セルコントローラCC1~CC3の入力端子VC1~VC4は、電池モジュールM1~M3の各セル1に接続され、当該セルコントローラCC1~CC3はカスケード接続されている。 CPU10は、所定のタイミングで各セル1の電圧を検出する指令をセルコントローラCC1~CC3へ送信し、これを受信したセルコントローラCC1~CC3は各セル1の電圧を検出する。検出された電圧は、各セルコントローラCC1~CC3が有する図示しないメモリー等により保持される。 またCPU10は、所定のタイミングで各セル1の電圧を読み出すため指令をセルコントローラCC1~CC3へ送信し、これを受信したセルコントローラCC1~CC3は当該メモリーに保持された検出電圧を読み出し、CPU10へ送信する。 CPU10とセルコントローラCC1~CC3との間の通信には、電気絶縁性を有するフォトカプラPC1、PC2が用いられている。フォトカプラPC1、PC2は、発光素子であるフォトダイオードPD1、PD2と、受光素子であるフォトトランジスタPT1、PT2をそれぞれ有している。 セルコントローラCC2とCPU10との間の通信にはフォトカプラを使用せず、CPU10からセルコントローラCC3へ送信したデータを当該セルコントローラCC3からセルコントローラCC2へ送り、さらに当該セルコントローラCC2からセルコントローラCC1へ送り、最後にこのデータをセルコントローラCC1からフォトカプラPC2を介してCPU10へ送信するといった、いわゆるカスケード通信方式を採用している。 車両コントローラ200は、モータ5を含む駆動システムの制御や、ライト等の補器系統の制御等、車両の全体を制御するコントローラ(プロセッサ)である。また、車両コントローラ200は、バッテリコントローラ100と共に、バッテリ3の制御も行う。例えば、車両コントローラ200は、バッテリ3のSOC(State of Charge:充電状態)に応じて、バッテリ3の過放電又は充放電を防ぐために、インバータ2を制御することでモータの出力トルクに制限をかける。なお、図1の例では、LBC100と車両コントローラ200を分けているが、LBC100と車両コントローラ200は1つのコントローラにしてもよい。また、総電圧センサ6、電流センサ7、及び温度センサ8の検出値はバッテリコントローラ100に直接出力されてもよい。 次に、図2を参照し、車両におけるバッテリ3の設置位置とバッテリ3の温度について説明する。図2は、バッテリ3の設置される位置を説明するための図であり、車両の側面図である。図2に示すように、バッテリ3は、車両の底面に沿うように、シャシに設けられている。バッテリ3は、車室内の空間を確保するために、扁平形状の電池モジュールを底面(走行面)に沿うよう平行に複数並べている。車両走行時、走行風が車両にあたる。図2に示すように、走行風が、図2の紙面上で左側から右側に向かって吹くため、走行風は、車外に設置されたバッテリ3のうち車両の前方に位置する電池モジュールM(図2の点線部分の範囲)に当たりやすく、車両の後方に位置する電池モジュールMには当たりにくい。車両の高速走行時(例えば時速100km/h前後)等高負荷運転を実施している場合に、走行風が強くなるため、車両前方の電池モジュールに含まれるセル1の温度が、他の電池モジュールに含まれるセル1の温度よりも極端に低くなることがある。 二次電池の性質として、セル1の温度が低い場合には、セル1の内部抵抗が高くなるため、セル1の電圧(セル1の端子間電圧)が低くなる。すなわち、車外に設置されたバッテリ3は、走行風等により一部の電池モジュールが冷やされるため、冷やされたセル1に異常がなくても、電圧が他のセルよりも低くなってしまう。 ところで、バッテリ3のSOCは、バッテリ3の平均電圧と最低電圧に応じて算出される。バッテリ3の平均電圧は複数のセル1の電圧の平均値であり、バッテリ3の最低電圧は複数のセル1の電圧のうち最も低い電圧である(以下の説明では、複数のセル1の各電圧の中で最も低い電圧を「バッテリ3の最低電圧」とも称する)。バッテリ3のSOCの算出方法の一例として、以下の方法が挙げられる。セル1又はバッテリ3のSOCは、電圧と相関性を有しており、SOCと電圧との相関性は、電池の性能や電池の劣化度等に応じて実験的に決まる。バッテリ3のSOCがSOCb以上である場合には、バッテリ3の平均電圧に対応するSOCが、バッテリ3のSOCとして算出される。そして、バッテリ3のSOCがSOC а 以上でありSOCb未満の範囲内である場合には、バッテリ3の平均電圧に対応するSOCとバッテリ3の最低電圧に対応するSOCとを含む所定の演算式から、バッテリ3のSOCが算出される。バッテリ3のSOCがSOCа未満の場合には、バッテリ3の最低電圧に対応するSOCが、バッテリ3のSOCとして算出される。 上記のようなSOC算出方法の下、例えば、車両が高速走行時に、一部のセルが走行風等で冷やされ、セルの温度が低くなる現象(以下、セル低温現象とも称する)が生じたと仮定する。このような状況で、バッテリ3のSOCが高い場合(SOCb以上の場合)には、バッテリ3のSOCは、バッテリ3の平均電圧から算出されるため、一部のセルの温度が低くなっても、SOCの算出値への影響は少ない。しかしながら、車両の高速走行時には、バッテリ3への負荷が大きいため、高速走行を続けることでSOCは低下する。また、走行風によるセルの温度低下が進み、バッテリ3の最低電圧はさらに低くなる。そして、SOCがSOCа未満になると、バッテリ3のSOCは、バッテリ3の最低電圧から算出されるため、バッテリ3のSOCの算出値が極端に低くなる場合がある。つまり、バッテリ3の全体の電池容量は十分確保しているにも関わらず、一部のセルの温度が低いことで、低温セルは異常セルでないにもかかわらず、低温セル電圧が低くなる。そして、バッテリ3のSOCは、低温セルの電圧から算出されるため、バッテリ3のSOCが低い値で算出される。算出されたSOCをディスプレイに表示した場合には、SOCの算出値が、高速走行中、短時間で極端に低くなるため、ディスプレイへ表示されるSOCも急変する。そして、SOCの表示をみた乗員が、短時間で低下するSOCの表示に対して違和感をもつ。 さらに、算出されたSOCが極端に低い場合に、車両コントローラ200は、バッテリ3の過放電を防ぐために、大きな出力制限を実行する。そのため、上記のような高速走行時に、セル低温現象が生じることで、SOCが低下すると、大きな出力制限がかかってしまう。このように、セル低温現象が発生すると、特定のセルの温度が他のセルの温度よりも低くなるため、セルに異常が生じていないにもかからず、バッテリ3に対して大きな制限がかかる。すなわち、正常なセルに対して、不必要に大きな出力制限がかかってしまう。 特に、図1に示すように、バッテリ3に含まれる複数のセル1が直列に接続されている場合には、セル1の全体数を変えずに2並列に接続した場合と比較して、出力される電流量は大きくなる。そのため、セル低温現象により、低温セルで急激な電圧低下が発生すると、過放電を防ぐための出力制限が不必要にかかるおそれがある。 本実施形態に係るバッテリ制御方法及びバッテリ制御装置は、上記のような、一部のセルの温度の