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JP-WO2025057428-A5 -

Dates

Publication Date
20260512
Application Date
20230915

Description

(1) 本発明に係る電動車両の制御装置の一つの態様は、駆動輪を駆動する走行用モータと、走行用の電力を蓄積するバッテリと、運転者により操作可能なブースト操作部と、運転室に配置された表示部と、を備えた電動車両に搭載される電動車両の制御装置であって、前記バッテリの出力が出力上限以下となる範囲で前記走行用モータを駆動制御するコントローラと、前記バッテリの状態を監視するバッテリコントローラと、を備え、前記コントローラの制御モードには、前記ブースト操作部の操作に基づき前記出力上限を一時的に上昇させるブーストモードが含まれ、前記コントローラは、前記バッテリの劣化状態に関する量に応じて前記ブーストモードを許可するか否かを決定し、前記コントローラは、前記劣化状態に関する量が前記ブーストモードを許可しない量であるときに、前記劣化状態に関する量がどれだけ変化すれば前記ブーストモードが許可となるかを示すゲージ表示を前記表示部に出力し、前記劣化状態に関する量は、予め計画された想定劣化度と、前記バッテリコントローラが推定した前記バッテリの劣化度との差分であることを特徴とする。 (2) 本発明に係る電動車両の制御装置のもう一つの態様は、駆動輪を駆動する走行用モータと、走行用の電力を蓄積するバッテリと、運転者により操作可能なブースト操作部と、運転室に配置された表示部と、を備えた電動車両に搭載される電動車両の制御装置であって、前記バッテリの出力が出力上限以下となる範囲で前記走行用モータを駆動制御するコントローラと、前記バッテリの状態を監視するバッテリコントローラと、を備え、前記コントローラの制御モードには、前記ブースト操作部の操作に基づき前記出力上限を一時的に上昇させるブーストモードが含まれ、前記コントローラは、前記バッテリの劣化状態に関する量に応じて前記ブーストモードを許可するか否かを決定し、前記コントローラは、前記劣化状態に関する量が前記ブーストモードを許可しない量であるときに、前記劣化状態に関する量がどれだけ変化すれば前記ブーストモードが許可となるかを示すゲージ表示を前記表示部に出力し、前記コントローラは、更に、前記ブーストモードにより早く移行可能とするための走行方法を示す情報表示を前記表示部に出力することを特徴とする。 <ブーストモード制御処理> 図2は、コントローラ41が実行するブーストモードの制御処理を示すフローチャートである。 次に、コントローラ41は、バッテリ4の劣化状態に関する量に基づいて、ブーストモードの可否判定を行う(ステップS2)。劣化状態に関する量とは、バッテリ4の劣化度、当該劣化度と想定劣化度との差分、当該差分と一回のブーストモードによる劣化度の予想変化量との比較量など、バッテリ4の劣化状態を絶対的に或いは相対的に表わすことのできる量に相当する。劣化状態に関する量に基づく判断により、バッテリ4の劣化が進んでいる場合にブーストモードを非許可とし、バッテリ4の劣化がさほど進んでいない場合にブーストモードを許可するといった制御が可能となる。当該制御により、バッテリ4の寿命の確保と運転者の嗜好に応えるという2つの目的を適宜両立させたブーストモードの制御を実現できる。 <ゲージ表示> 図3A及び図4Aは、ブーストモードの可否を決定するために計算されるバッテリ4の劣化状態に関する量を説明するグラフである。図3B及び図4Bは、図3Aと図4Aの劣化状態のときに表示部8に表示される画像の一例をそれぞれ示す。 <ブーストモードを許可する条件とゲージ表示82のその他の例> なお、ブーストモードを許可する条件は、上記の例に限られない。例えば、予め定められた許容誤差εを加えて、コントローラ41は、α+γ≦β+εを許可の条件としてもよい。許容誤差εは、正の値であってもよいし、負の値であってもよい。このような条件によれば、バッテリ4の劣化度αが想定劣化度βから誤差εの範囲を超えて大きくならないように、ブーストモードを発動できる。この場合、β+ε-αをゲージ対象量として、ブーストモードの一回分の予想変化量γに対するゲージ対象量の割合をゲージ表示82により表わせばよい。このような許可の条件と表示によっても、上記の場合と同様に運転者はブーストモードについての把握が可能である。